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ドキュメンタリー映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』感想文

Photo by Erik Diaz on Unsplash

 

2021年第63回グラミー賞 最優秀音楽映画賞を受賞!

『ロックの殿堂』入りまで果たした 永遠の歌姫 リンダ・ロンシュタットの半生が描かれているドキュメンタリー作品

映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』の感想と本作の関連情報についてのまとめの記事です。

Robert
以下、記事のポイントになります。
ところでRobertってなにもの
マサマサ

本記事の信憑性

Robert

・特に映画通でもなんでもない

・映画鑑賞暦40年以上!?

・CD1000枚以上コレクション

・音楽大好きの技術系サラリーマン

オヤジ(Robert)による既鑑賞作品に関する感想について備忘録も兼ねてご紹介!

この記事を読んで

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』

鑑賞してみようかな?と思って頂ければ

オヤジ(Robert)幸せです。

(注意)

以下、ネタバレの可能性もありますのでご注意下さい!!

▼ 株式会社U-NEXT ▼

映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』に関する勝手な感想文

Linda Ronstadt: The Sound of My Voice | Official Trailer

 

映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』

は、リンダ・ロンシュタット ご本人をはじめとした

ジャクソン・ブラウン

エミルー・ハリス

ドリー・パートン

ボニー・レイット

ドン・ヘンリー

・・・

という、そうそうたる面々による インタビューと過去の映像が中心の、脚色もほぼなしドキュメンタリー作品であります。

現在(いま)のリンダ・ロンシュタットも登場します

また

リンダ・ロンシュタット

(Just One Look / リンダ・ロンシュタット:クリックするとAmazon商品ページ)

が、いつからかショービスの世界から消えていた理由

そして、いま現在 彼女がどんな状態にあるか?・・・の衝撃映像も登場します。

ジャクソン・ブラウンが語るリンダ

さらに、リンダ・ロンシュタットのファミリーのルーツにメキシコが関係していて


UnsplashJosh Withersが撮影した写真

音楽活動にも影響を与えていたエピソードや

普段あまりインタビュー映像などでもみかけないジャクソン・ブラウン

による

長年の交流をうかがわせるように、本作の中で結構な頻度で登場して語られる、リンダ・ロンシュタットに関するあれこれ

盛りだくさんの興味深いstoryたち

リンダ・ロンシュタットバックバンドの編成のために集められた機会で

グレン・フライ

ドン・ヘンリー

・・・

他のメンバーが出会い、イーグルスの結成にいたったエピソードや

(ホテル・カリフォルニア / イーグルス :クリックするとAmazon商品ページ)

 

他にも盛りだくさんのstoryだらけですが・・・

お恥ずかしながら、どれもこれもオヤジ(Robert)が知らなかったことだらけ

かつ興味深い内容ばかりにて、最初から最後まで

Robert

細かな情報まで聞き逃すまい!

と、気合十分にて終始集中しっぱなしだったため、鑑賞後はまあまあ疲れました。(笑)

ただ、音楽FANとしてリンダ・ロンシュタットのFANとしても大満足の内容でした。

2022/4/23 トークショーの感想

先日、映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』の公開を記念して

新宿シネマカリテさんにて、4月23日(土)の上映にあわせて行われたトークショーのイベントに参加してきました。

 

登壇者

麻田浩さん(トムスキャビン代表)

室矢憲治さん(音楽評論家)

のお二人ですが

お二人とも、リンダ・ロンシュタットとはお電話か直接にて、実際に会話したことがあるという

おそらく、日本人の中でもなかなかいらっしゃらない貴重なご経験をお持ちの方々です。

 

お二人のお話は、未知の情報のデパート状態にて、非常に興味深い内容ばかりでした。

そんな

リンダ・ロンシュタットに非常にお詳しそうなお二人でも

映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』

のなかには知らなかった事実や映像がみられたとか。

 

特に、昔、アメリカの現地でリンダ・ロンシュタットと食事をしたこともあると言われていた室矢憲治さん曰く

本作を 是非、女性のかたに観てほしいとおっしゃってました。

昔々の60年代

ほぼ男性しかいなかったRockの世界のなかで、女性シンガーとしての道を切り開き成功を納め

そして、成功してもなおその後の人生で病気でリタイヤするまで、さまざまなジャンルの音楽に挑戦し続けたリンダ・ロンシュタットの足跡をみてほしいと。

 

オヤジ(Robert)も、これからの時代の女性はそうあるべきであり、志をもった女性が自由に活躍できる世のなかはやくなってほしいと思うのであります。

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』に関する音楽情報

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』サントラ盤の情報も気になっていたのですが

現在(2022/5/1)では残念ながら発売情報は見当たりませんでした

ただ、Web上ではSpotifyをはじめとして

tunefind

whotsong

などのサイトで、作品のなかで使用されていたおそらく全曲が視聴できます

Spotify情報

Spotify情報について、参考までにupしておきます。

 曲目リスト

1. You're No Good / Linda Ronstadt
2. California Dreamin' / The Mamas & The Papas
3. Sweet Summer Blue and Gold / Stone Poneys
4. Mr. Tambourine Man / The Byrds
5. Different Drum / Stone Poneys
6. Long Long Time / Linda Ronstadt
7. She Belongs to Me / Ricky Nelson
8. Rescue Me / Linda Ronstadt
9. Desperado / Linda Ronstadt
10. Heart of Gold / Neil Young
11. When Will I Be Loved / Linda Ronstadt
12. Love Hurts / Gram Parsons
13. Lose Again / Linda Ronstadt
14. Tumbling Dice / Linda Ronstadt
15. Blue Bayou / Linda Ronstadt
16. I Never Will I Marry / Linda Ronstadt
17. It's So Easy / Linda Ronstadt
18. Get Closer / Linda Ronstadt
19. Jolene / Dolly Parton
20. To Know Him Is to Love Him / Dolly Parton
21. Cielito Lindo / Mariachi Vargas de Tecalitlán
22. La Charreada (The Charreada) / Linda Ronstadt
23. Lo Siento Mi Vida / Linda Ronstadt
24. Don't Know Much (with Aaron Neville) / Linda Ronstadt
25. Still Within the Sound of My Voice (feat. Aaron Neville) / Linda Ronstadt

全25曲


出典:Spotify  https://www.spotify.com/jp/

Robert
エンドロールには

still within the sound of my voice

が流れていましたが、曲のタイトルの末尾に(feat. Aaron Neville)の文字があるので、あらためてどの部分に

アーロンネヴィルがフィーチャリングされているか?少し調べてみたのですが・・・???でした。

 

それはそうと、『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』を鑑賞し終えてからこの曲を聴くと

たびたび、映像にも登場していたいま現在の彼女の想いが溢れている感じがしてきて

・・・

劇場鑑賞したときもそうなりましたが、思わず・・・グッときてしまいます。

Still Within the Sound of My Voice (feat. Aaron Neville)

Robert

その他の関連情報として、個人的によく訪問するタワーレコード新宿店さん

では、以下のイベントが行われているようです。

開催期間は未定のようですが、この連休で近所に出かけた際は、のぞいてみようかと思っております。

▼ 提供:TowerRecords ▼

 おすすめの曲は 9, 24, 25  Recommended songs are 9, 24, 25

Robert
今回の作品

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』で使用されていた曲のなかからおすすめの3曲を選んでみると、こんな感じです。

  • 9. Desperado / Linda Ronstadt :イーグルスの名曲のカバーになります。スタジオ盤は歌い方もすこし固い印象ですが、本作のなかで登場したliveパフォーマンスは歌い方も違っていてなかなかgoodです。是非本作でcheckしてみて下さい!
  • 24. Don't Know Much (with Aaron Neville) / Linda Ronstadt:全米2位のヒットとなったアーロン・ネヴィルとのデュエット曲。短い時間ですが、80'sの曲の間奏によく出てきそうなギターソロがはいっているのもお気に入りのポイントです。
  • 25. Still Within the Sound of My Voice (feat. Aaron Neville) / Linda Ronstadt:本作のエンドロールで聴いたときの印象が選出のポイントです。曲調がサワヤカところが・・・余計に切なく・・・心にひびいてきます

曲目リストに戻る

Desperado (2015 Remaster)

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リンダ・ロンシュタットのおすすめCDについて  About Linda Ronstadt Recommended CDs

リンダ・ロンシュタットの作品に関して、特に70年代の作品は、正直これまであまり聴いてきませんでした

今回の『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』の鑑賞をきっかけに、レンタル中心(リンダ ゴメン)ですが、リンダ・ロンシュタットの古い作品

に関してcheckしはじめてます。

以下のコーナーでは、オヤジ(Robert)がなじみのある80年代の作品を中心にですが、おすすめの3作品をご紹介します。

▼ 提供:株式会社レコチョク ▼

ホワッツ・ニュー / リンダ・ロンシュタット(1983年)    What's New / Linda Ronstadt(1983)


(ホワッツ・ニュー / リンダ・ロンシュタット:クリックするとAmazon商品ページ)

 

リンダ・ロンシュタットが、ロック・ポップスの領域から飛びだし、最初に挑んだスタンダード作品です。

本作は、スタンダードの3部作のなかでも、リンダ・ロンシュタット声の表情一番のびのびしている印象にて

 

この、スローでおだやかなバックの演奏にひきたつツヤがあって甘い感じにて、力強さも備えるリンダのボーカル癒しの極みでもあり

Robert

いつまでも聴き続けたくなる正に中毒化しちゃう1枚です

What's New?


フォー・センティメンタル・リーズンズ / リンダ・ロンシュタット(1986年)     For Sentimental Reasons / Linda Ronstadt(1986)


(フォー・センティメンタル・リーズンズ / リンダ・ロンシュタット:クリックするとAmazon商品ページ)

本作は

ホワッツ・ニュー(1983)

ラッシュ・ライフ(1984)

に続く、スタンダードの3部作の完結作品です。

 

発売当初から、録音状態が高評価にて、当時のオーディオ雑誌でも、プロのかたがたがオーディオcheck用ド定番として選ばれておりました。

オヤジ(Robert)も、自分のオーディオcheck用にスピーカーの位置や向きや高さなど何度も変えたりして・・・リンダのクチビルの動き集中して本作を少なくも数百回は聴いているうちに・・・

Robert

この作品にスッカリはまってしまいました

When You Wish Upon a Star


クライ・ライク・ア・レインストーム / リンダ・ロンシュタット(1989年) Cry Like A Rainstorm, Howl Like The Wind / Linda Ronstadt(1989)

本作は、実に様々なジャンルの曲で構成されておりますが、そのなかでも

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』

にも登場したアーロン・ネヴィルとのデュエットが、4曲も収録されているところがポイントです。

 

その4曲 どの曲も二人がお互いのベスト・パフォーマンスを引き出すような絶妙のコラボレーションにて、素晴らしい完成度です

あと、余談ですが本作のかなに「アディオス」という曲が入っておりますが、今回の作品をみてその理由が少し理解できたような気がしました。

 

Don't Know Much (feat. Aaron Neville) (2015 Remaster)

 

以上の作品は、CDの宅配レンタルサービスなどを利用しても楽しめます。

CDの宅配レンタルサービスを提供している各社の料金の比較情報や、おすすめの借り方などについては、以下の記事でご紹介しております。

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『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』に関する勝手なエバリュエーション

本作品に関する、"オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア"

【オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア】はこちらのページに掲載

によるエバリュエーションは

"A”

  • A : また是非みたい作品
    (個人的な理由(前回鑑賞時にあまり理解できてない/前回鑑賞時に途中寝てしまった/ しばらく見てなかったから) 含む)

となります。

 

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス 』のなかには、一部辛いシーンもありますが、生で観たかった思わずみとれてしまうLiveパフォーマンスをはじめとしたリンダ・ロンシュタット

素顔や魅力

輝かしい栄光

当時の雰囲気

・・・

などが、ギュッと詰まった永久保存版でもあります。

 

ただ、特に序盤のシーンは、あまりにも情報満載テンポもまあまあ早く

・・・

鑑賞しているあいだに、全ての情報を自分で認識&理解できたか?は、かなりあやしいですので、DVDで復習予定です

Robert
早くみたい!!

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『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』に関するパンフレットの記憶

今回の『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス 』のパンフレットは

本作に加えて『スージーQ』『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』3作品の合作になっております。

 

映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』『スージーQ』『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』予告編

 

オヤジ(Robert)的には

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス 』

以外の2作品も、もちろん興味があるので今後、鑑賞予定ですが、パンフレットはそれぞれ分けて制作してほしかったのが正直な感想です。

 

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』に関しては、14page程度が掲載されており、そのうち半分が劇中の画像が中心でした。

残念pointとしては、

評論家やライターのかたの記事

他の関係者のかたのインタビュー記事

などがないところでした。

 

ただ、中心的な記事であるPRODUCTION NOTEのコーナーでは、4pageにもわたり本作に登場したエピソードの解説などもあり、作品への理解が進みました

その他の関連情報としては、『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』には、メキシコ音楽のルーツを探る『Linda and the Mockingbirds』という続編があり

ジャクソン・ブラウンも出演しているようです。

もちろん

Robert

この作品もcheckしなきゃですね

 

Linda And The Mockingbirds(2020)-公式トレーラー(Alt。)(HD)

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編集後記~オヤジのながいはなし

今回は、永遠の歌姫 リンダ・ロンシュタットの半生が描かれているドキュメンタリー作品

映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』の感想についてや、リンダ・ロンシュタットのおすすめCDなどの関連情報についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』は、リンダ・ロンシュタット『ロックの殿堂』入りまで果たした功績が十分理解できる、リンダ・ロンシュタット輝いていた足跡と貴重な映像が体験できる素晴らしい作品です。

リンダ・ロンシュタットをあまり知らないかたも

『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』

をみれば、男女問わず彼女の魅力を理解することにより、間違いなくリンダ・ロンシュタットのファンになるはずです。

そして、オヤジ(Robert)も改めて、これからもまだ体験してない作品含めて、リンダ・ロンシュタットの音楽を死ぬまで沢山楽しんでいきたいと思います。

 

この記事を読んで頂きましたみなさんも

映画『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』

是非、ご鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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