7月14日(日)ブルーノート・トーキョー にておこなわれた、豪華メンバーで構成された世界的ドラマーのサイモン・フィリップス率いるプロトコルVによる
「SIMON PHILLIPS "Protocol V"」7月14日(水)2nd
のliveに関する感想と関連情報です。
ポイント
Set list ~ Live 感想
演奏曲と収録アルバムに関するまとめ
その他の気になる出演メンバーについて
本記事の信憑性
CD1000枚以上コレクション
音楽大好き技術系サラリーマン
オヤジ(Robert)の
備忘録的内容になっております。
この記事を読んで
サイモン・フィリップスが演奏している作品聴いてみようかな?
と思ってくれたら、オヤジ(Robert)幸せです。
(注意)
以下、ネタバレの可能性もありますのでご注意下さい!!
*本ページはプロモーションが含まれています。
Live 感想
今回のプロトコルの来日は昨年2023年3月に行われたジャパン・ツアー以来、約1年ぶりにて
2024 7.14 sat、高崎芸術劇場/スタジオシアター
2024 7.14 sun., 7.15 mon., 7.16 wed.【東京 青山】ブルーノート・トーキョー
という開催スケジュールとなっておりました。
SIMON PHILLIPS "Protocol V" : BLUE NOTE TOKYO 2024 trailer
Set List
今回は、友人ダチンに誘われたものの・・・
実は、オヤジ(Robert)はプロトコルについて、サイモン・フィリップスのソロ・プロジェクトであること以外は
プロトコルの最新作含めてこれまでの作品含めて全く知らない状況での鑑賞となったため
従って、演奏を聴いている時は常に初体験の曲ばかりにて
セットリストの情報は、以下のブルーノート・トーキョーのH.P内にあるLIVE REPORTSの情報が頼りです。
LIVE REPORTS
2024 7.14 sun., 7.15 mon., 7.16 tue.
SIMON PHILLIPS "Protocol V"
引用:Blue Note TOKYO
演奏曲と収録アルバムとの関係
以下、演奏曲と既リリースアルバムとの関係になります。
基本は、プロトコルの最新作『Protocol V 』からの演奏が中心で
アルバム『Protocol V 』(2022)
より
Jagannath
Nyanga
When the Cat’s Away
The Long Road Home
の4曲
SIMON PHILLIPS & PROTOCOL V -- "Jagannath"
SIMON PHILLIPS' PROTOCOL V - Nyanga; Colos-Saal, Aschaffenburg; 2023-05-07
Simon Phillips Protocol V -When the cat's away-
SIMON PHILLIPS & PROTOCOL V -- "The Long Road Home"
アルバム『Protocol Ⅳ』(2015)
より
Pentangle
SIMON PHILLIPS / PROTOCOL 4 - PENTANGLE - STUDIO LIVE SESSION - LITTLE BIG BEAT STUDIOS
アルバム『Protocol Ⅲ』(2015)
より
Narmada
Simon Phillips Protocol III - Narmada (live May 2016)
アルバム『 Drum Nation Volume One』 (2004)
より
Manganese
Simon Phillips - Manganese
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Live感想
今年は、オヤジ(Robert)もブルーノート・トーキョーへはこれで3回目の訪問になり
音楽において雑食のオヤジ(Robert)は、これまでセッション的グループの音楽は数多く聴いてきたつもりですが
今回のLiveも想像を超えて、次から次へと新しい刺激が味わえた最高の体験になりました😍。
初生 プロトコルV体験
今回、初めてプロトコルを体感したのですが
ドラムスがサイモン・フィリップス(ドラムス)以外は、全く知らないバンドでもあり
プロトコルのアルバムや曲のcheckなどもしないで
と望みましたが、結果的に大正解でした。
最近、聴いていた作品などではあまり体感してなかった、複雑なユニゾンプレイが随所に登場し
その複雑な曲たちを、ほぼアイコンタクトも無しに軽やかにこなしていく、、超テクニシャンのバンドの面々たち
7Simon Phillips: Protocol V / JazzFestBrno, 4.5.2023
ステージ前に立つジェイコブ・セスニー(サックス)とアレックス・シル(ギター)という、比較的若い二人を
後ろで支える3人の鉄壁のオヤジたち、というステージ上でのバンドの構成も好感触
年始に体験した、同じドラマーでもあるスティーヴ•ガッド•がみせてくれたスティーヴ•ガッド•バンドの境地とはまた異なり
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このプロトコルというサイモンが築き上げてきたこの”ハード・フュージョン/ジャズ・ロック”という世界は
ひとこと いや ふたこと でも言い表せない唯一無二の世界にて
新たしい発見だらけのは大満足のLiveでした。
Steve Gadd Band - Them Change
ご健在のサイモンを間近で体感
サイモン・フィリップスというドラマーは
オヤジ(Robert)がこれまで一番多く生でstageでみてきた外国人のプロのドラマーにて、ほぼ神のような存在です。
(ちなみに国内では、浜田省吾氏のLiveではお馴染みの 小田原豊氏が断トツですね)
今回の席が、なんと机に「DIANE REEVES」のフレームがある席なり
という情報から、この席がどこにあるか?分かる輩は間違いなくブルーノート・トーキョー通でしょう!
その今回友人ダチンが予約してくれた席が何とステージから2番目の席で
視覚的にサイモンのドラムがほぼ目の前にて
終始サイモンの演奏はもちろん、表情も肉眼で確認出来るほど
御歳67歳のサイモンの、以下のVの演奏のように、そのよどみない精密機械のようなリズムを奏でるドラムからは
席が近いせいかもですが、おそらくバスドラを操作した時の風圧を感じるほどで
神にあまりにも近いために、罪悪感すら感じるポジションなり(席を予約してくれた友人ダチンに感謝)。
SIMON PHILLIPS' PROTOCOL V - Drum Solo & Manganese; Colos-Saal, Aschaffenburg; 2023-05-07
そして、その演奏ぶりは
昔からほとんど変わらない
ダイナミックで
なのに疲れすら全く感じないほどのスティクさばきは健在そのもの
まだまだ、サイモンの演奏はこの先も楽しめそうです。
その他の気になる出演メンバーについて
今年Liveを鑑賞したスティーヴ・ガッド氏、クリス・ボッティ氏しかり、一流のプレーヤーがご自身のLiveのメンバーに選ぶ方々は、一流の面々が揃う事が必然になりますが
今回初めて知る事になったバンドの面々について、LiveのあとにWeb上で調べてみると
やはり凄腕の方々でしたので、彼らの別の活動に関してYouTubeの動画を中心に以下にご紹介します。
アレックス・シル(ギター)
アレックス・シル(ギター)氏は、以下のH.Pの情報よりアメリカ出身のギタリストですが、カリフォルニア芸術大学でジャズと音楽理論を学ばれたということで、主にジャズの楽曲を中心としたパフォーマンスが多い印象です。
出典:Alex sill home page URL:https://www.alexsill.com/
以下のVの演奏などは、どの演奏もインテリジェンスな雰囲気も感じます。
Allan Holdsworth "Fatboy" Guitar played by Alex Sill
その他、いろいろなVありましたがオヤジ(Robert)のお気に入りとしてはAORの雰囲気がある以下の曲でした。
Kiesel Guitars HD6 - Alex Sill
あとは、Alex SillのH.Pから、彼はアメリカのカルフォルニアのThe Baked Potato というLive house を中心にLive活動を行っているようです。
The Baked Potato
出典:The Baked Potato home page URL:https://www.thebakedpotato.com/
The Baked Potatoは、1970年以来の、世界的に有名なLive houseであり
大好きなバンドTOTOのメンバーも演奏履歴があります
そのLive houseのスケジュール表には、マイケル・ランドウ氏のお名前もありましたので、LAに行ったら是非のぞいてみたい場所ですね。
あとは、オマケですが
アレックス・シル(ギター)氏は、演奏後にこんなリクエストにも応えてくれるナイスガイであることも付け加えさせて頂きます。
ジェイコブ・セスニー(サックス)
ジェイコブ・セスニー氏は、カリフォルニア州ロサンゼルス在住のサックス奏者ですが、以下のVのように様々な管楽器をあやつることが出来るマルチプレーヤーです。
Cantina Band Song - Casey Abrams & Jacob Scesney
従いまして、ジェイコブ・セスニー氏は、アレックス・シル氏同様にLAを拠点に活動されていることになりますが
その関係もあってでしょうか、プロトコル以外での以下のような二人の演奏のVも発見しました。
Hedwig's Theme- by John Williams (arr. Alex Sill)
このVが演奏されたGold Diggersは、ミシュランガイドにホテルとして登場してますが
施設内にレコーディングスタジオもあり、そこでライブも行われているようです。
その他、いろいろなVがありましたがオヤジ(Robert)のお気に入りとしてはAORの雰囲気がある以下の曲でした。
V of BTS “Slow Dancing" Sax Solo Transcription (Jacob Scesney)
あとは、ジェイコブ・セスニー氏もまた
演奏後にこんなリクエストにも応えてくれるナイスガイであることも付け加えさせて頂きます。
オトマロ・ルイーズ(キーボード)
オトマロ・ルイーズ氏は、以下のH.Pの情報より。ベネズエラ出身のキーボーディストで、ソロ作ではジャズを出す一方で、神保彰やLee Ritenourのバンドといった、フュージョン界隈のセッションミュージシャンとしても活躍する輩であります。
Otmaro Ruiz
出典:Otmaro Ruiz home page URL:https://www.otmaro.com/
以下のようなピアノの練習動画をあげられているように
オトマロ・ルイス - ジャズのためのスケールの適用 2
オトマロ・ルイーズ氏は、大学でジャズ・ピアノの講師を務められており
そのかたわらで行っている音楽活動の作品が、数々の賞も受賞されている偉大なアカデミアでございます。
以下の演奏なども繊細なタッチが絶妙ですね。
OTMARO RUÍZ | Keyscape Sessions
その他、いろいろなVありましたがオヤジ(Robert)のお気に入りとしては、空間の雰囲気が伝わってくるトリオで演奏される以下の曲でした。
Otmaro Ruiz Trio Live - Storm (Intro) / Living Pictures
あとは、南米出身ということもあってかラテン系の楽曲でのパフォーマンスもおてのものでございます。
Otmaro Ruiz, Abraham Laboriel y Alvaro López (Solo de Piano e Improvisación)
今回の演奏でも、全く派手さが無くキーボードの音自体も控えめの印象でしたが
そのテクニックが超絶なものであることは、言うまでもございません。
アーネスト・ティブス(ベース)
アーネスト・ティブス(ベース)氏は、以下のWeb情報よりカリフォルニア州ロサンゼルス出身のベーシストです。
今回のステージでは、ステージ後方のセンター付近で演奏されてましたが、難しい表情をして頻繁にサイモンの演奏を凝視している真面目そうなお姿が印象的でした。
Ernest Tibbs
出典:Nerds World URL:https://fbass.com/artists/ernest-tibbs/
ただ、以下の気さくにインタビューにお答えするお姿は、陽気なお人柄を想像させます。
Interview with bassist Ernest Tibbs
ただ、決める時は決めるという職人さんです。
ERNEST TIBBS | FREE Backing Track
その他、いろいろなVありましたがオヤジ(Robert)のお気に入りとしてはシンプルな構成の以下の曲でした。
同じリフを繰り返しながら、ドラムと一緒に後半に向けて首を微妙に動かして盛り上げていく感じは、みていて気持ちものってきますね。
Xotic XJPRO-1 5-string ProVintage Bass + Ernest Tibbs (3/3)
今回も、新たな素晴らしいミュージシャンたちと出会えた素晴らしい時間でした。
▼ 提供:株式会社レコチョク ▼
まとめ
今回は、2024/07/14,東京・青山ブルーノート東京にておこなわれたサイモン・フィリップス率いるプロトコルVによるLiveに関して
・Set list ~ Live 感想
・その他の気になる出演メンバーについて
といった内容についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただきました皆さんも
ぜひ一度、サイモン・フィリップスが参加している作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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