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世界的歌姫セリーヌ・ディオンの人生を基にしたフィクション作品
映画『ヴォイス オブ ラブ』の感想と本作の関連情報についてのまとめの記事です。
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ポイント
映画『ヴォイス オブ ラブ』に関する勝手な感想文
『ヴォイス オブ ラブ』の監督 脚本 主演をつとめた"ヴァレリー・ルメルシェ"について
『ヴォイス・オブ・ラブ』のVOD配信状況
セリーヌ・ディオンのボーカルを担当したのは"ヴィクトリア・シオ"
日本初導入の音響システム”odessa”について
『ヴォイス オブ ラブ』に関するパンフレットの記憶
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本記事の信憑性
特に映画通でもなんでもない
映画鑑賞暦40年以上!?
C1000枚以上コレクション
音楽大好きの技術系サラリーマン
オヤジ(Robert)による
既鑑賞作品に関する感想について
備忘録も兼ねてご紹介!
この記事を読んで
『ヴォイス オブ ラブ』鑑賞してみようかな?
と思って頂ければ、オヤジ(Robert)幸せです。
(注意)
以下、ネタバレの可能性もありますのでご注意下さい!!
*本ページはプロモーションが含まれています。
映画『ヴォイス オブ ラブ』に関する勝手な感想文
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』予告
当初オヤジ(Robert)的には
『ヴォイス・オブ・ラブ』
【特別一般試写会プレゼント】#セリーヌ・ディオン の人生から生まれた物語🎤✨
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〆12/5 pic.twitter.com/sEF1U1GcNC— 映画 アネモ編集部 (@anemo_movie) November 15, 2021
のstoryに、セリーヌ・ディオン自身のおいたちを含めた
セリーヌ・ディオンの素顔みたいなものにせまる内容を少し期待していたのですが
鑑賞した直後の率直な感想としては少々消化不良気味な印象でした。
理由としては
映画冒頭の"この映画はセリーヌ・ディオンの人生を基にしたフィクションである"という字幕をみてから
作品を鑑賞する中で
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どこまでが真実で?
どこまでが作られた内容なのか?
に関して
個人的に勝手にモヤモヤしてしまったのもあり
さらに
個人的に期待していたスタジオなども含めたセリーヌ・ディオンが歌う場面も
期待していたほど多くなかったところがあります。
しかし
冷静に考えれば、セリーヌ・ディオンのリアルな情報だけを知りたいのであれば、以下の特集動画などをみれば理解できると思われますので
The Untold Truth Of Celine Dion
(今どきは和訳もしてくれるので助かります)
そのためだけに『ヴォイス・オブ・ラブ』は観る必要はないかもですね。
ただ、この作品の凄いところは、さきほどの事実ベースの情報だけではみえてこない
『ヴォイス・オブ・ラブ』に登場するそれぞれの人物の関係性や家族の愛が多少脚色されているかもですが、心で理解できるようになるところ
であります。
このコロナの状況にて、個人的にも最近実現出来ていない
親族や大家族が集ったり
主人公と両親のきづなを描く場面
などが作品のいたるところに出てきて
その不偏的な夫婦や家族がお互いをささえあっていくプロセスなどは、これまでのオヤジ(Robert)の人生の何がしとも重なるものでもあり、感動的な場面
でもありました。
『ヴォイス・オブ・ラブ』の監督 脚本 主演をつとめた"ヴァレリー・ルメルシェ"について
『ヴォイス・オブ・ラブ』を鑑賞するうえでは
監督 脚本 主演の3役をつとめた"ヴァレリー・ルメルシェ"氏について詳しく知ることが重要になります。
全5作品。ヴァレリー・ルメルシェが出演した映画ランキング
出典:映画格付 映画ランキング専門サイト URL:https://cinema-rank.net/list/105694
こちらのサイト情報から
"ヴァレリー・ルメルシェ"氏は、もともとコメデイーが得意な監督さんのようですが
『ヴォイス・オブ・ラブ』では、ある程度の事実には忠実であるものの
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おそらくご自身も(セリーヌ・ディオンを)演技したかったんだろうなあ
とも想像できて
"ヴァレリー・ルメルシェ"氏のfanは、満足するかもの内容ですが
ある意味、一方的な片思いの作品でもあり、完全に彼女の味付けになっているので、その味付けが気に入らなければ評価は下がってしまうとも思います。
ただ
昨年upされておりましたセリーヌ・ディオンのインタビュー動画
Celine Dion Talks About Her New Residency In Las Vegas
をみてみると
このインタビュー映像での速い感じの口調でユーモラスも交えながらパワフルにおはなしする雰囲気などは、主演である"ヴァレリー・ルメルシェ"氏
とお顔立ち(特にあごのライン)も含めて似ており、演技もよく特徴をつかまれていたと鑑賞後に改めて感じました。
『ヴォイス・オブ・ラブ』のVOD配信状況
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』は既にVODで配信されております。
VOD配信に関する最新情報については他の作品の状況とあわせて以下の記事でご紹介しております。
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『ヴォイス・オブ・ラブ』(2022)
見どころ
セリーヌ・ディオンの名曲30曲と、
完全再現された迫力のライブパフォーマンスに大興奮。
ユーモアとフィクションを交え、
セリーヌの半生を愛を込めて忠実に再現している。
引用:U-NEXT https://video.unext.jp/
▼ 提供:U=NEXT ▼
セリーヌ・ディオンのボーカルを担当したのは"ヴィクトリア・シオ"
映画『ヴォイス オブ ラブ』
のなかで
セリーヌ・ディオンのボーカル
を担当したのは、イタリア出身のフランス人歌手"ヴィクトリア・シオ"(パンフレット情報より)です。
"ヴィクトリア・シオ"のパフォーマンスとしては、オヤジ(Robert)的には、デイビッド・フォスター好みと思われる表現豊かでパワフルな声質をおもちの印象で
声域も広くこちらのインタビューからも、『ヴォイス・オブ・ラブ』EPK ~特別な歌声~
彼女の有り余る素晴らしい才能が感じられ
現状では、Web上にてオリジナルアルバムの情報などは、確認出来ませんでしたが今後の活躍が楽しみな存在です。
ちなみに
劇中で披露されているヴィクトリア・シオ"の歌声はこちらのサントラ盤で楽しめます。
日本初導入の音響システム"odessa"について
音響好きの技術系サラリーマンとして今回外せない情報として
『ヴォイス オブ ラブ』を上映した劇場(ヒューマントラストシネマ渋谷)で採用されていた音響技術にて
東京テアトルシネマグループ映画館のなかでも先駆けとして搭載された日本初導入の音響システム"odessa"です。
本システムの特徴としては以下ととなります。
1.odessaの特長
メインシステムは、コアキシャル(同軸)型3ウェイ・シネマシステムを導入。
高域・中域を1箇所から出力する事により、位相干渉を無くし、距離による偏差を少なくしています。
また地を這うような低域が特徴的な2つのウーハーから出力されます。
引用:テアトルシネマグループ URL:https://ttcg.jp/human_shibuya/topics/2021/10010000_15971.html
本文書内の
"高域・中域を1箇所から出力する事により位相干渉を無くし"
というところの理論についてなどは、技術系サラリーマンのオヤジ(Robert)的には非常に興味があるところです。
また
これはオヤジ(Robert)の全くの主観ですが
『ヴォイス オブ ラブ』の音の感想としては
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・映画のセリフ
などを中心に
中域により音圧があり
シッカリ耳に届く
・音の広がり
や
つつまれる感じ
などは普通
・ライブシーン
などによっては
低域も迫力が出てくる
・音の生々しさやキレ
などは
普通
といった印象です。
ただ
これは作品に収録されている音自体による印象も考えられますし
また
"odessa"に関してはこれまでの音響効果(例えばdolby atmos)との違いや
肝心の再生帯域などの情報などまだまだ分からない部分も多いシステムなので
今後
劇場鑑賞含めて情報が集まりましたら(毎度のユルユルペースですが)またレポートしたいと思います。
この記事をみたかたもまだ日本のなかでも1箇所でしか採用されてないシステムですので、是非体感してみてはいかがでしょうか?
『ヴォイス オブ ラブ』に関する勝手なエバリュエーション
本作品に関する
"オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア"
(【オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア】はこちらのページに掲載)
によるエバリュエーションは
"A”
- A : また是非みたい作品
(個人的な理由(前回鑑賞時にあまり理解できてない/前回鑑賞時に途中寝てしまった/ しばらく見てなかったから) 含む)
となります。
まさかの
デイビッド・フォスター登場しない
セリーヌ・ディオンのコメントなし
歌のシーンが期待していたより少な目
と
マイナスポイントは多いものの
よく考えると
リアルな人物像だけだと味気なかったかもだし
大好きな世界的歌姫セリーヌ・ディオンの人生をある程度美化したイメージで脳裏に記憶にできたので
オヤジ的には(結果的には)鑑賞して大正解の作品でした。
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『ヴォイス オブ ラブ』に関するパンフレットの記憶
今回のパンフレットはまあまあの内容でした。
特に興味深かったのが、4pageにわたる監督 "ヴァレリー・ルメルシェ"氏のインタビュー記事でした。
実話を題材にしたフィクションをどのようなかたちで成立させようとしたか?
主演であり監督であるご自身の葛藤などが伺え、非常に興味深い内容でした。
また
劇中で沢山使用された様々な楽曲も”楽曲リスト"ということでリスト化されているのも
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そういえばあの場面であの曲使われていたよね!?
という回想の起点になり非常に有難いです。
あとは
本作はセリーヌ・ディオンの伝記的作品になるはずなので
"Story"のところの映画の話の説明はセリーヌ・ディオンの生涯年表などで、主な出来事やヒット曲や歴史的イベントなどを表現したページにしても良かったかも?というところくらいでしょうか。
まあでも、今回も劇場鑑賞含めて記念の1冊になることは間違いありません。
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編集後記~オヤジのながいはなし Editor's Note-No Long Story of Oyaji
今回は、セリーヌ・ディオンの人生を基にしたフィクション映画『ヴォイス オブ ラブ』の感想および関連情報として
・『ヴォイス オブ ラブ』の監督 脚本 主演をつとめた"ヴァレリー・ルメルシェ"について
・『ヴォイス・オブ・ラブ』のVOD配信状況
・セリーヌ・ディオンのボーカルを担当したのは"ヴィクトリア・シオ"
・日本初導入の音響システム”odessa”について
など、盛りだくさんでご紹介しましたが、いかがでしょうか?
映画『ヴォイス オブ ラブ』は、セリーヌ・ディオンがサクセスしていくプロセスをセリーヌ・ディオン自身の目線で周囲の人物との関係含めて
疑似体験を楽しめる作品であります。
また、オヤジ(Robert)的にも今回の記事作成のいろいろ調べていく過程で特に音楽や音響関係で新たな発見の連続でしたので、非常に興味深い作品となりました。
話題をセリーヌ・ディオンにもどしますと、こちらの昨年の記事からセリーヌ・ディオンの母親テレーズさんが
昨年(2020年)92歳で亡くなったことを知りました。
セリーヌ・ディオン、「虹の彼方に」のパフォーマンスを亡き母へ捧げる
出典:Billboard JAPAN URL:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/84089/2
この記事のなかで亡き母へ捧げるセリーヌ・ディオンによる
「虹の彼方に」のパフォーマンスの情報もありましたので様のものをこちらにupさせていただきました。
Céline Dion, “Over the Rainbow,” Live in Miami (Official Video)
この記事や映像のなかで
お母様のお写真
ご家族の集合写真
などが目に入ると・・・
間違いなく実体験はしてないのに不思議と、故人の思い出深いエピソードが感じられるように
『ヴォイス・オブ・ラブ』を見てからオヤジ(Robert)のなかにセリーヌ・ディオンのお母さんの愛情が疑似体験されているので思わず・・・こみあげてくるものがあります。
この感情はもしかしたら『ヴォイス・オブ・ラブ』をみなければわいてこなかったかもしれません。
ご冥福をお祈り申し上げます。
この記事を読んで頂きましたみなさんも
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』
是非、ご鑑賞してみてはいかがでしょうか?
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