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今年
デビュー40周年
を迎えた
佐野元春
の
サムデイ
もはいっている
歴史的コンピレーションアルバム
「No Damage」
の感想と
佐野元春の最近の活動
についてのまとめです。

ポイント
80年代の佐野元春メモリーズ
「No Damage / 佐野元春 」の感想
佐野元春の80年代のおすすめCDについて
DJ 佐野元春 MRS(モトハル・レディオ・ショー)
NHK Eテレ 「SWITCHインタビュー 達人達」「佐野元春×吉増剛造」感想
ことしデビュー40周年を迎えた佐野元春の特別番組がWOWOWで放送!

本記事の信憑性
CD800枚以上コレクション
音楽大好き
技術系サラリーマン
オヤジ(Robert)の
備忘録的内容になっております。
この記事を読んで
佐野元春の80年代の音楽
聴いてみようかな?
と思ってくれたら
オヤジ(Robert)幸せです。
80年代の佐野元春メモリーズ Motoharu Sano Memories of the 80's
80年代初頭は
佐野元春 氏
も
ヒット曲もそんなになかった
ためか
歌番組でみかける機会も少なく
地方に住んでいた
オヤジ(Robert)が
はじめて
佐野元春の曲
を知ったのが
遅ればせながら
やっと
サムデイ
くらいからで
作品として
初めて購入した
のが
この
「No Damage」
でしたが
ただ
この作品が
抜群に素晴らしい内容
だったため
あっという間に
彼の才能とセンスにガッツリ夢中
になりました。
また
オヤジ(Robert)が
佐野元春氏の音楽にはまった理由
としては
曲の内容が
一人称の歌詞で
ひとり呟くような歌い方
など
オヤジ(Robert)が
学生時代によく
一人でいる時間が多かった
せいもあり
不思議に共感する部分
も多かったため
だったりや
何といっても
抜群のメロディ
と
前に前にドライブしていく感じの曲
で
落ち込んだ時や
自信をなくしたときなど
何度も
元気を頂きました。
佐野元春氏の楽曲
の
創作スタイル
について
今年(2021年)に
ON AIRされたTV番組
「SWITCHインタビュー 達人達」
のインタビューでは
2004年までは
メロデイが先に出来て
言葉が追従していく
という作り方をしてきたが
2005年からの
コヨーテバンドと曲をつくるようになって
からは
まず言葉が先にあり
そこに
ビートとメロデイが追従していく
初期の自分の
ライテイングスタイル
とは
真逆の形に変化している
引用:NHK Eテレ 「SWITCHインタビュー 達人達」 *インタビュー文字おこし
URL:https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/episode/te/9VQ21MQW2Y/
とのコメントも
ありました。
最近リリースされたベスト盤
の構成が
レーベルが変わったため
が大きい要因
と思われますが
丁度そのように分かれている
ので
佐野元春氏の音楽は
以下の作品にて
2種類の楽しみかたが出来る
ということになりますね。
「No Damage / 佐野元春 」の感想 "No Damage / Motoharu Sano" review
カセットテープ情報 「No Damage / 佐野元春 」 Cassette tape information "No Damage / Motoharu Sano"
・タイトル:No Damage
・発売年:1983年
・フォーマット: カセットテープ
・レーベル : エピックソニー
曲目リスト
●SIDE1
1. スターダスト・キッズ
2. ガラスのジェネレーション
3. サムデイ
4. モリソンは朝、空港で
5. イッツ・オーライト
6. ハッピーマン
7. グッドバイからはじめよう
●SIDE2
1. アンジェリーナ
2. ソー・ヤング
3. シュガータイム
4. 彼女はデリケート
5. こんな素敵な日には
6. 情けない週末
7. バイバイ・ハンディ・ラブ
全14曲
出典:Spotify https://www.spotify.com/jp/

保存状態が悪くて
ケースも箱も
見当たりませんでした(悲)。
いいわけですが
このカセットは当時
常に車においてあり
運転時には
ほぼ必ず聴いていた
ので
いちいちケースに戻してなかった
印象があります。
それほど
良く聴いた作品
でした。
本作は
佐野元春氏の
過去のヒット曲も挿入されている
ため
ベスト盤的あつかい
で
オリジナル・アルバム
にカウントされなかったり
しますが
本作は
半分以上の
8曲が新曲
なので
新鮮さはもちろんですが
曲の構成も良い
ので
十分
オリジナル・アルバム
として楽しめるし
主要なヒット曲
も入っているので
佐野元春入門用
としても
完璧な作品
と言えます。
▼「提供:softbank光』▼
おすすめの曲は SIDEA-1、SIDEB-1、SIDEB-6 Recommended songs are SIDEA-1、SIDEB-1、SIDEB-6

あえて
国民的楽曲
3. サムデイ 以外で
3曲選ぶと
こんな感じ。
- SIDEA-1. スターダスト・キッズ:1曲目からキラキラしたメロディとドラムによるアクテイブなリズムの刻みでスイッチが入る1曲。初めてこの作品を聴いた時のワクワク感が40年経ったいまでもオヤジ(Robert)のなかに残ってます。
- SIDEB-1. ソー・ヤング:日本語の歌詞のあいだに絶妙にいれた英語のフレーズにより、どんどんドライブしていく感じで、正にメロデイに歌詞をのせていってつくられた奇跡が分かる楽曲。「若すぎる」ことの危うさと疾走している感じと当事者の気持ちが一体となってる感じが、シンプルだけど深いです。love is in vain なんて言葉も歌詞にはいってたんですね(今回発見)。
- SIDEB-6. 情けない週末:それまで存在していたドラムが消え、ストレートな歌詞が響き、ピアノとストリングスの音が心の抑揚を表現したシンフォニーな世界。最後にトランペットで物語の余韻まで残すところのアレンジは素晴らしい!のひとことです。
佐野元春の80年代のおすすめCDについて Motoharu Sano's 80's Recommended CDs
「No Damage」以外で
佐野元春氏の
80年代のおすすめCD
は以下になります。
Heart Beat / 佐野元春(1981)
(Heart Beat / 佐野元春 :クリックするとAmazon商品ページ)

シャウトしている曲
より
バルセロナの夜
彼女
ハートビート
などの
バラッドを含めた
静か目の曲
の存在が
何となくひかれて
当時良く聴いていた作品です。
一人称の歌詞で
ひとり呟くような歌い方
に
オヤジ(Robert)が
当時 学生時代に
不思議に共感する部分
も多かった印象で
この曲を聴くと
当時にタイムスリップして
・・・
聴き入ってしまいますね。
佐野元春 『ハートビート(ライブ 1983)』
Visitors / 佐野元春(1984)
(Visitors / 佐野元春 :クリックするとAmazon商品ページ)

毎週月曜日に聴いていた
ラジオ番組
『サウンドストリート』(NHK-FM)
で予告なしに突然
「ニューユークに行ってきます」
と言ってから
1年後くらいにリリース
された本作は
それまでの作品からの
あまりのギャップに
衝撃を受けた作品
でもあります。
当時のオヤジ(Robert)も
トゥナイト
くらいは
もとの楽曲たちのフォルム
は感じられましたが
それいがいの曲の
サウンドの何がしを
ほぼ理解できてなかった
のですが
何かが凄い
ことは
十分伝わってきた印象です。
今にして
改めて本作を聴くと
その
挑戦的
というか
実験的なこころみにあふれ
現地の空気みたいなもの
を
そのままひとつひとつの作品に
閉じ込めた
正に
画家のような技術は
天才的
でもあります。
SHAME - 君を汚したのは誰(LIVE)佐野元春 & THE HEARTLAND
Cafe Bohemia / 佐野元春(1986)
(Cafe Bohemia / 佐野元春:クリックするとAmazon商品ページ)

2021年今現在の
これまでのなかでも
オヤジ(Robert)的には
佐野元春氏の
No.1アルバム
です。
確かに
多感な時期に聴いて
影響を受けたことも
要因ではありますが
当時でも
なかなか無かった
あるコンセプト
に基づいた
物語性をもった
アートのような作品
でもあり
ほぼ全ての曲が
個性的で光っていて
尚且つ
完成度も高い
ベスト盤的作品
です。
[st-kaiwa1]本作に
衝撃を受けたオヤジ(Robert)は
本作のツアーで
初liveを体感
したのですが
正に
脂ののりきった
キトキトの
佐野元春
がそこにいました。
ことしは
デビュー40周年
のアニバーサリーイヤーのためか
年始から
こんな
ファンでなくても
きっと衝撃をうける
おそらく
ギリ20代の
佐野元春に出会える
YouTube映像
が
upされてました。
佐野元春「EPIC YEARS THE VIDEOS 1980-2004」
このVの冒頭で
少しだけ出てくる
ヤングブラッズ
を
ありあまるパワーを
抑え気味に歌う
佐野元春氏のお姿
に
オヤジ(Robert)も
久々に
忘れていたもの
を想い出しました。
本作
カフェ・ボヘミア
の
”カフェ”に関してのくだりは
佐野元春氏の
言葉として
ラジオやTVなど
もう何度も
耳にしてきましたが
ナレーターの佐野元春の声は
Vで出てくる青年
とは
何か違う存在のよう
に感じられます。
以下の
YouTube映像の後半
では
80年代をかけぬけた
ハートランドの面々の
貴重なLive映像
が楽しめます。
懐かしい!
佐野元春 29歳 「カフェボヘミアで夢を」
▼ 提供:株式会社BuySell Technologies ▼
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DJ 佐野元春 MRS(モトハル・レディオ・ショー)
先ほど
Visitors
のところでもふれましたが
80年代当時
ラジオ番組
『サウンドストリート』(NHK-FM)
毎週月曜日担当の
佐野元春氏
の番組は
MRS(モトハル・レディオ・ショー)
と呼ばれ
"ソー・ヤング"
のイントロが
テーマソングで
「ブルーマンデーをぶっ飛ばせ!」
の合言葉と
オープニグの
「I wanna be with you tonight!」
のきまり文句
など
オヤジ(Robert)
のなかでは
シンガーソングライター
というよりは
DJ佐野元春
にて
スッカリ記憶に
すりこまれております。
番組では
ひと世代先輩の
佐野元春氏
が番組で紹介する
それまで
聴いたことのない曲たちに
毎週ワクワク
しておりました。
オヤジ(Robert)の
記憶が正しければ
佐野元春氏
の歌い方に
ソックリ?な
ギルバートオサリバン
ALONE AGAIN (NATURALLY)
独特な感性の楽曲が多い
トッドラングレン
Todd Rundgren - Hello It's Me (1972)
当時の雰囲気が伝わってくる
フラミンゴズ
The Flamingos "I Only Have Eyes for You"
など
この番組を通じて
佐野元春氏は
オヤジ(Robert)に
沢山の
洋楽やミュージシャンたち
を
教えてくれました。
MRSは
第2弾
として
2009年に数か月間
期間限定にて復活
して
いまでも
その
は残っており
一部ですが
当時オンエアされた曲のリスト
も確認できます。
その
夢のような数か月
には
T-SHUTSや
こんな
FMトランスミッター
まで購入して
当時
勝手に
ひとりで盛り上がっておりました。
MRS
を通じて
佐野元春氏
のお蔭で
幅広いジャンルの音楽
を楽しみ
上京してからも
たくさんの人との
出会いとつながりに
これらの音楽の情報が
どれほど貢献し
気持ちを豊かにしてくれたか
本当に感謝しかありません。
▼提供:ゲオ宅配レンタル▼
NHK Eテレ 「SWITCHインタビュー 達人達」「佐野元春×吉増剛造」感想
この記事を書く
きっかけをくれた番組が
今年2021年3月に
オンエアされた
NHK Eテレ
「SWITCHインタビュー 達人達」
です。
これまでの
インタビューなどで
あまり出てこなかった
詩人であり
創作者として
の
佐野元春の素顔
は新鮮でした。
詩が
朗読することによって
ビートとメロデイをうみだす
意味性を超えて
巻き込まれていく感じ
オヤジ(Robert)も
初めての感覚に
少しでも触れられて
とても有意義な時間
でした。
おそらく
佐野元春という人間を
さらに
知ろうとしなければ
知る事はなかった世界
であることを考えると
非常に感慨深いです。
また
佐野元春氏が
この番組で語った
ご自分の歌の詩についての
以下のコメントが
非常に衝撃的
でした。
自分が試みているのは
3分間 4分間と言う決められた時間の中で
気の利いたイメージ
気の利いた表現を
人々にださなければいけない
引用:NHK Eテレ 「SWITCHインタビュー 達人達」 *インタビュー文字おこし
URL:https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/episode/te/9VQ21MQW2Y/
イメージが・・・幾層にもなる
ミルフィーユのようにパイ生地が幾重にも重なるように
まるで文脈の無いイメージが
幾層にも幾層にも重なるように
しかし
最終的には
どんなひとでも受け取ってもらえるような
美味しい形をしたミルフィーユパイとして仕上げる
引用:NHK Eテレ 「SWITCHインタビュー 達人達」 *インタビュー文字おこし
URL:https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/episode/te/9VQ21MQW2Y/
自分の中で書く詩は
自分のなかで簡潔するわけでもなく
聞き手の経験と
コラボレーションする
共同作業する
それによって
自分の詩がそのさきになりたってくる
引用:NHK Eテレ 「SWITCHインタビュー 達人達」 *インタビュー文字おこし
URL:https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/episode/te/9VQ21MQW2Y/
非常に計算され
かつ
顧客満足を最大限に模索し
最終的には
顧客と一体となって
つくりあげる
佐野元春氏の
Liveのスタイル
のように
決して一方的ではない
ユナイトしていく感覚
のようでもあり
楽曲への理解が
さらに深まりました。
この番組で
詩人 佐野元春が
クローズアップしている
言葉がビートを刻む
それが
大きなウネリになって
ロックンロールする
そんな歌が
これからも出てくることを
期待したいし
自分が受け手
として
最上級の楽しみが出来るように
さらに成長しておきたい
と思います。
ことしデビュー40周年を迎えた佐野元春の特別番組がWOWOWで放送!
今年(2021年)は
デビュー40周年
を迎え
年始より
さまざまなメディアへの露出
が
例年よりも多めの
佐野元春氏
ですが
一度きりの歴史的コンサート
「ヤァ!40年目の武道館」
なるLiveが
今年の3月に開催
されました。
残念ながら
オヤジ(Robert)は
諸事情で参加出来ず(悲)
少々沈んでおりましたが
にて
2021年10月、11月の2カ月連続で、佐野元春の特集番組がWOWOWにて放送されることが決定した。
出典:佐野元春・オフィシャル・ファンサイト URL:https://www.moto.co.jp/
なる
TV放映の告知
がありました。
WOWOW
は
その翌月などでも
何度か再放送もある
ので
是非 是非
checkしたいと思います。
その他にも
佐野元春 & ザ・コヨーテバンド
による
2021年新ツアー
「佐野元春 & THE COYOTE BAND ZEPP TOUR 2021」
が決定しており
今回も
チケットの争奪戦は
厳しいものがありますが
もし奇跡的に
Liveにいけたら
reportしたいと思います。
▼提供:株式会社WOWOW▼
編集後記~オヤジのながいはなし
実は
昔いっとき
オヤジ(Robert)も
佐野元春氏の
ファンクラブ
に入っていたこともあり
今回も
記事をかきながら
毎度の
あれやこれや
思いだしてきて
佐野元春氏
の記事ネタ
がつきませんでした。
これまでも
旅先の茶屋で
佐野元春氏の
お店訪問写真を
たまたまみつけたり
帯広告で
「佐野元春さん絶賛」
とあったので
ついつい
DVD購入
したり
「ありがとう、大滝さん」
の番組で披露された
涙したエピソード
や
「僕らの音楽」
での
"ロックンロール・ナイト"の
フルバージョン放映
に感動した夜
そして
10年前の
デビュー30周年
のときにリリースされた
80年代の2作品
の記念購入
など
コマーシャリングによる影響
も多分にある
かもしれませんが
それもご縁ということで
佐野元春氏の活動
は
オヤジ(Robert)の
アンテナに
よくひっかかる存在
でもあります。
さらに
このコロナの状況になって
佐野元春氏の
過去の作品を聴きかえすこと
が不思議と
増えてきました。
それはきっと
彼の音楽が元気をくれる
ことを
オヤジ(Robert)が
本能的に
理解している
ためだと思うのですが
そんな機会が増えてくると

という欲もでてきます。
これからは
CDのリマスター版を購入する
よりは
オヤジ(Robert)も
よく訪問する
ハイレゾダウンロードサイト
では
すると
すでに
ほぼ全てのオリジナル・アルバム
が
ハイレゾ盤でリリースされている
ようですので
で年に数回ある
セールの際に
ハイレゾ盤の購入
を検討したいと思います。
今回の記事では
特に
佐野元春氏の
80年代の作品
についてご紹介
しましたが
90年代以降の
特に
ザ・コヨーテバンド
との作品も
もちろん
素晴らしい作品
が
沢山あります
ので
それらの作品も
またの機会に
ご紹介したいと思います。
「コヨーテ、海へ」佐野元春 & THE COYOTE BAND
この記事を読んでいただきました皆さんも
ぜひ一度
佐野元春氏の作品
を楽しんでみては
いかがでしょうか。
長文におつきあい頂き
ありがとうございました。
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