Photo by Humphrey Muleba on Unsplash
第94回アカデミー賞(作品賞、監督賞、助演男優賞(キアラン・ハインズ)、助演女優賞(ジュディ・デンチ)・・・
をはじめとする計7部門にノミネート!
映画『ベルファスト』の感想と関連情報についてのまとめです。
本記事の信憑性
・特に映画通でもなんでもない
・映画鑑賞暦40年以上!?
・CD1000枚以上コレクション
・音楽大好きの技術系サラリーマン
オヤジ(Robert)による既鑑賞作品に関する感想について備忘録も兼ねてご紹介!
この記事を読んで
『ベルファスト』鑑賞してみようかな?
と思って頂ければ、オヤジ(Robert)幸せです。
(注意)
以下、ネタバレの可能性もありますのでご注意下さい!!
*本ページはプロモーションが含まれています。
▼ 株式会社U-NEXT ▼
映画『ベルファスト』に関する勝手な感想文
3月25日(金)公開『ベルファスト』予告編
映画『ベルファスト』は、本作の監督でもあるケネス・ブラナーの幼少期の記憶をもとに作成された自伝的作品にて
紛争や暴力へのメッセージ作品というよりは、ケネス・ブラナー監督ご自身の故郷でもあるイギリス北アイルランドの首府でもあり、最大都市のベルファストでの生活に関する想い出の詰まった記憶の記録的作品です。
製作のきっかけがコロナ
後述のパンフレットにも紹介されておりましたように、本作の製作のきっかけがここ数年の"ロックダウン"だったという点に関しては、ケネス・ブラナーと同世代であるオヤジ(Robert)が同じようにこのコロナの世間になって
・・・本ブログで、自身が年齢の関係?か既に一部忘却しかけている(爆)大好きで大切なことを記録として残そうとした心境に近いものと勝手に推測しております。
ケネス・ブラナーにとって、ベルファストで経験した様々な想い出を含めた沢山の記憶たちは
良いことも
悪いことも
全部あわせて大切な宝物であると、作品を鑑賞して感じました。
さまざまな想いが込み上げるベルファストの街の風景
もし貴方が、オヤジ(Robert)と同じように田舎から上京してきたかたならば、この作品を鑑賞しておそらく思い浮かぶ故郷の風景や空気感だったり
そしてご自身の人生に、少しでも関わりそして亡くなっていった沢山の人たちの記憶
さらにここ最近の
震災の被災地関連
ウクライナ紛争関連
で、NEWSで流れる映像に被るシーンも多く、鑑賞しながらさまざまな想いが込み上げてきて・・・最後には胸がいっぱいになるかと。
『ベルファスト』のVOD配信状況
映画『ベルファスト 』は既に、VOD各社で配信されております。
また、映画『ベルファスト 』の関連作品としてオヤジ(Robert)の全くの主観にて以下の作品をチョイスしてみました。
『ベルファスト71(字幕版)』
『ブラディ・サンデー(字幕版)』
上記3作品のVODでの配信状況については、他の作品の状況とあわせて以下の記事でご紹介しております。
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▼ 提供: 株式会社エムティーアイ ▼
『ベルファスト 』(2021)
見どころ
『エージェント:ライアン』のケネス・ブラナーが
製作・監督・脚本を手掛けた自叙伝的作品。
モノクロの中に描かれる、当時の映画やドラマの映像が
時代の空気を蘇らせる。
引用:U-NEXT https://video.unext.jp/
『ブラディ・サンデー (字幕版)』(2002)
見どころ
1972年に北アイルランドで起きた
「血の日曜日事件」を映画化。
一般市民のデモに軍が発砲、多数の死傷者を出した事件の顛末が、
緊迫のドキュメンタリータッチで描かれる。
引用:U-NEXT https://video.unext.jp/
▼ 提供:U=NEXT ▼
『ベルファスト71(字幕版)』(2015)
第64回ベルリン国際映画祭 コンペティション部門エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション受賞第65回英国アカデミー(BAFTA)賞 EEライジング・スター賞受賞(ジャック・オコンネル) 徹底したリアリズムと、サスペンスフルなエンターテイメントが奇跡の融合!観る者を紛争地帯へ放り込む、体感型サバイバル・スリラー!
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『ベルファスト』に関する音楽情報
『ベルファスト』の音楽を担当は、監督のケネス・ブラナー曰くベルファストの英雄的存在でもあるヴァン・モリソンです。
オヤジ(Robert)的には、ヴァン・モリソンの音楽は、ほぼ未体験でしたので今回の『ベルファスト』の鑑賞はヴァン・モリソンの古い曲も含めて新たな音楽との出会いの機会にもなりました。
ヴァン・モリソンの音楽は、ジャンルも多岐にわたり、歌い方も自由な感じの雰囲気もあり、全体的にやさしく 温かい印象をもちました。
確か、『ベルファスト』のエンドロールで流れていたのはAnd the Healing Has Begunという曲だと推測されますが、この曲はボブ・ディランのように詩を朗読している感じが、聴いていると英語がまだまだなレベルの
オヤジ(Robert)にも確かに何か伝わってくるものがあります。
オヤジ(Robert)としては、『ベルファスト』のサントラ盤情報も気になっていたのですが、残念ながら現在(2022/3/21)では発売情報はWeb情報でも見当たりませんでした。
その他に本作を中心とした音楽関連情報について以下にまとめてみました。
Van Morrison - And the Healing Has Begun (Audio)
▼ 提供:株式会社レコチョク ▼
作品で使用されていた全ての曲が確認&試聴出来るサイト
映画『ベルファスト』のサントラ盤の代わりに作品で使用されていたすべての曲が確認&試聴出来るサイトがありましたので以下にご紹介します。
BELFAST SOUNDTRACK: EVERY SONG IN THE MOVIE EXPLORED
出典:HITC(GRV MEDIA LTD) URL:Belfast soundtrack: Every song in the movie explored (hitc.com)
Spotify情報
上記サイトでも紹介されておりましたSpotify情報も参考までにupしておきます。
ただ
主題歌でもある「Down to Joy / Van Morrison」がリストに無いのは???です。
曲目リスト
01. Wild Night / Van Morrison
02. Everlasting Love / Van Morrison
03. Stranded / Van Morrison
04. Days Like This / Van Morrison
05. Carrickfergus / Van Morrison
06. Bright Side Of The Road / Van Morrison
07. Warm Love / Van Morrison
08. Jackie Wilson Said (I'm in Heaven When You Smile) / Van Morrison
09. CALEDONIA SWING / Van Morrison
10. REAL LOVE / Ruby Murray
11. High Noon(Do Not Forsake Me) / Capitol Collectors Series
12. CHITTY CHITTY BANG BANG / the cast of Chitty Chitty Bang Bang
13. AND THE HEALING HAS BEGUN / Van Morrison
全13曲
出典:Spotify https://www.spotify.com/jp/
"北アイルランド"というkeywordから想像される音楽と言えば"U2"
オヤジ(Robert)が"北アイルランド"というkeywordから想像される音楽と言えば"U2"になります。
特にその象徴的な曲は、Sunday Bloody Sundayになるかと思いますが、アイルランド独立に関してWeb上の記事を探しているとイルランド公認ナショナル・ツアーガイドという肩書をおもちの日本人のかたの興味深い記事がありましたので、以下にリンクを記載しておきます。
「血の日曜日事件」から50年、U2の「サンデー・ブラディ・サンデー」新バージョン公開
出典:ナオコガイドのアイルランド日記 URL:http://naokoguide.com/blog-entry-3976.html
アイルランドの独立から100年がたちますが
先日のデリー/ロンドンデリー(Derry/Londonderry, Northern Ireland)の「血の日曜日事件(Bloody Sunday)」の50周年でした。
引用:ナオコガイドのアイルランド日記 URL:http://naokoguide.com/blog-entry-3976.html
この北アイルランドの問題は、残念ながらまだまだ終わりが見えないようです。
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『ベルファスト』に関する勝手なエバリュエーション
本作品に関する
"オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア"
(【オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア】はこちらのページに掲載)
によるエバリュエーションは
"A”
- A : また是非みたい作品
(個人的な理由(前回鑑賞時にあまり理解できてない/前回鑑賞時に途中寝てしまった/ しばらく見てなかったから) 含む)
となります。
『ベルファスト 』鑑賞後に、さらにWeb上でいろいろ発見した情報や今回購入した『ベルファスト 』のパンフレットの情報などから
ケネス・ブラナー監督が『ベルファスト 』の映像のなかに、個人的にさりげなく織り込んでいる内容などもあるようです。
また、今回は全体的に俯瞰して鑑賞していたところもあるため、やはり主人公の少年バディの視点で純水にもう一度鑑賞してみたいところもあります。
『ベルファスト』に関するパンフレットの記憶
今回の『ベルファスト 』のパンフレットの感想としては充実していた内容でした。
「北アイルランド紛争の歴史背景」コーナーではオヤジ(Robert)もまだまだ理解不足な北アイルランド紛争について理解が進んだことや
「キャストによるインタビュー記事」コーナーで紹介されていた北アイルランドゆかりのキャストたちのインタビュー記事も、スクリーンの向こうから伝わってきた各キャスト一人一人のこの作品への愛が感じられ
「ケネス・ブラナー監督インタビュー」コーナーではオフィシャルページで紹介されているインタビュー動画の内容以外の
・本作の発想について
・沢山のエピソードから本作でpickupした内容を選ぶプロセス
など、興味深い内容もあり
さらに
「日本アイルランド協会理事のかた」
「ライターのかた」
「PRODUCTION のかた」
によるコラムによる補足情報など、『ベルファスト 』を理解するうえで助けになる内容が盛りだくさんです。
▼ 提供:LINEヤフー株式会社 ▼
編集後記~オヤジのながいはなし
今回は、ケネス・ブラナーの"ベルファスト愛”があふれる自伝的作品映画『ベルファスト』に関して
・映画『ベルファスト』に関する勝手な感想文
・『”ベルファスト』のVOD配信状況
・『ベルファスト』に関する音楽情報
・『ベルファスト』に関するにパンフレットの記憶
などについてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
映画『ベルファスト』で登場する人々のように人生に対する前向きな姿勢は、自分自身だけではなく自身の周りの人にも影響を与えていく要素でもあり、これからも自身のなかに持ち続けていきたいものであると、本作を鑑賞して改めて感じました。
この記事を読んで頂きましたみなさんも
映画『ベルファスト』
是非、ご鑑賞してみてはいかがでしょうか?
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