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モヤモヤ情報多くストレスフルな内容でも楽しめるか?映画『オッペンハイマー』感想

UnsplashSwipe 👋😍が撮影した写真

第96回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ最多7部門を受賞した、クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』の感想と、本作の関連情報についてのまとめの記事です。

Robert
以下、記事のポイントになります。
ところでRobertってなにもの
マサマサ

本記事の信憑性

Robert

・特に映画通でもなんでもない

・映画鑑賞暦40年以上!?

・CD1000枚以上コレクション

・音楽大好きの技術系サラリーマン

オヤジ(Robert)による既鑑賞作品に関する感想について備忘録もかねてご紹介!

この記事を読んで

映画『オッペンハイマー』鑑賞してみようかな?

と思って頂ければオヤジ(Robert)幸せです。

(注意)

以下、ネタバレの可能性もありますのでご注意下さい!!

*本ページはプロモーションが含まれています。

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映画『オッペンハイマー』に関する勝手な感想文

【本予告】『オッペンハイマー』3月29日(金)、全国ロードショー

(毎度のいいわけになりますが)最近、サラリーマンの宿命ですが・・・忙しい仕事の波がいまだ収まらず、久々のブログ記事UPです。

今回は、かなり遅くなりましたが2024年初の劇場鑑賞作品にて

第96回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ最多7部門を受賞した、クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』を鑑賞した感想になります。

 

映画『オッペンハイマー』は、昨年度公開された作品のなかで”作品賞"という最高の評価を受けた作品ですが

現時点では、本作に関するその素晴らしさについて、理解してたどり着くにはまだまだ先の状態でもあるオヤジ(Robert)につき

本記事の内容も、第一印象的な内容になっていることをご了承願います。

モヤモヤ情報多めのストレスフルな作品

UnsplashYuが撮影した写真

はじめに記載しておきますが、オヤジ(Robert)は日本人ではあるものの、広島や長崎にオヤジ(Robert)の家系や人生のルーツは無く

原発への様々な想いなどは、日本の中でも比較的薄い人間かと思うのですが

それにしても、第一印象は正直あまり良くない作品でした。

 

理由としては、このお話が「原子爆弾」で有名になったオッペンハイマーという人間についてなのですが

本作の中で「原子爆弾」についての言及がほぼなく

オッペンハイマーという人間の内面や周囲の状況について描かれているだけ、に近い内容であるところでした。

 

さらに、オッペンハイマーの内面の表現や、オッペンハイマー自身の表情や行動も正直分かりにくく、どうとでもとらえられそうな表現だったことに加えて

オヤジ(Robert)も理系男子ではあるものの、物理は苦手だったせいがあるからかもですが、その物理学の歴史への関心度の低さも起因しているかもしれません。

 

従って、当時の歴史背景作品に登場する著名学者の偉大さについてもピンとこない輩も沢山登場しますし

そこに追い打ちをかけるように、時間軸や場面が頻繁に切り替わり、1回の鑑賞で全てを理解することはほぼ不可能にて

結果的にモヤモヤ多めで、ひたすら集中力と忍耐力を必要とするストレスフルな作品でした。

なぜ今、オッペンハイマーが描かれるのか?


UnsplashBelkaa Photographerが撮影した写真

オヤジ(Robert)にとって、未だにモヤモヤしていることのひとつとして、

クリストファー・ノーラン監督がなぜ今、オッペンハイマーを描いた作品を公開したか?があります。

 

ロシアによる核の脅威が迫っているから

若者が核爆弾に関する関心が薄れているから

戦争を終わらせたヒーロであるから

 

など

作品を宣伝したり評論する立場のかたからの私見は耳にしますが

オヤジ(Robert)が、少しだけWeb上で探してみたクリストファー・ノーラン監督のインタビュー記事や映像などからは、その明確な答えは見つけられませんでした。

 

まあ、その答えが分かったとしても、この作品に対する何かが変わるということはなさそうですが

ノーラン監督のような才能あふれるかたの、世の中をみる視点や発信したいメッセージについては、非常に興味があるところです。

作品のなかで裁かれているもの

本作ではオッペンハイマーが中心にうける聴聞会と、ロバート・ダウニーJR扮するストローズが商務長官任命をかけた公聴会で、様々な質問責めや証言が繰理広げられている場面が登場しますが

それらの内容は、およそ政治的なもので、原子爆弾に関するものではありません。

 

従って、原子爆弾がつくられたことや戦争に利用されたことについての裁きは、本作の中ではほみられず

むしろ賞賛されている場面が多かった印象もあります。

 

まあ、その歴史上の重みをあまり理解できてないオヤジ(Robert)のような人間にとっては、本作のなかで登場する聴聞会や公聴会などは、正直どうでも良い内容でしたので

オッペンハイマーという人物が、どんな考えをもったどんな人物だったのか?への興味というか、そこに面白みを見出せないと

本作のような3時間もの長時間にわたる作品に、お金をかけて劇場鑑賞することはあまり意味が無いかもしれません。

 

そういう意味でも、本作が年間での最高評価の作品賞に選ばれたこと

欧米の方々が、オッペンハイマーについていまだにヒ-ローのように英雄あつかいされているニュースをみて

改めて、欧米の方々の思想や考えかたなどについて理解が深まった貴重な作品でもありした。

予習無しに全てを理解するのは難しい作品

UnsplashKarlis Reimanisが撮影した写真

先ほども記載しましたように、本作は物理学の歴史のおはなしでもあり

その歴史の流れに加えて、そこに関連する歴史上の沢山の人物が登場しますので

それぞれのかたがどのような功績を残された方なのか?

それぞれのかたの関係がどうなのか?

もしかしたら理系の輩でも、1回の鑑賞で理解することはほぼ不可能かと思われます。

 

UnsplashAndrew Georgeが撮影した写真

従いまして、これから鑑賞する予定の輩は、ある程度作品の背景や登場人物について予習をされることをお勧めします。

 

具体的には、既にネタバレ含めた沢山の本作に関する解説動画が公開されておりますので、それをみるのが良いと思います。

おすすめ解説動画の情報は、以下のリンクの項でご紹介しております。

映画『オッペンハイマー』をみる前にcheckしたいおすすめ動画3選

日本人監督に是非本作へのアンサー作品を熱望

UnsplashTayawee Supanが撮影した写真

オヤジ(Robert)的に少し不思議なのが、本作に関するネガチブな感想や批判が、もしかしたら裏チャンネルなどでは盛り上がっているかもですが、日本におけるweb上のニュースなどでほどんど見かけないことです。

 

それは、日本人が成熟して冷静にうけとめているのか?

はたまたマスコミが隠ぺいしているのか?

日米関係に配慮したものか?

は不明ですが、そこは個人的に違和感を感じます。

 

また、映画『オッペンハイマー』は、ある意味一部の限られた国や立場、視点からのメッセージでもあると考えると

それに対しては、日本人としての違う視点や立場からのメッセージを伝える必要性も感じます。

 

映画『ゴジラ-1.0】の監督・脚本を務めた山崎貴監督も、アカデミー賞の授賞式後のインタビューでおっしゃってましたが

是非、本作『オッペンハイマー』へのアンサー作品を、日本人の映画監督に製作してほしいと熱望します。

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映画『オッペンハイマー』をみる前にcheckしたいおすすめ動画3選

『オッペンハイマー』を観るまえにcheckしておいたほうが良い動画情報教えて!
マサマサ

 

先ほどの項でも記載させて頂きましたが、本作には沢山の登場人物とそれぞれの関係の複雑性に加えて

歴史上の背景や作品内で展開される”公聴会"や”聴聞会"の理由や内容など、1回の鑑賞で理解することはほぼ不可能です。

 

従いまして、これから鑑賞する予定の輩は、ある程度作品の背景や登場人物について予習をされることをお勧めします。

具体的には、既にネタバレ含めた沢山の本作に関する解説動画が公開されておりますので、それをみるのが良いと思います。

 

そこで、この記事では作品鑑賞前の予習や、鑑賞後の復習にも有益な動画3選を以下にご紹介します。

オヤジ(Robert)的には、おそらくネタバレの内容をみても劇場鑑賞での感銘度?などには影響しないかと推測しますが、強要する内容でもございませんので、鑑賞するか?否か?については、読者のかたのご判断はお任せいたします。

【予習/復習】オッペンハイマーを観る前にこれを見ろ【ネタバレなし】

予習/復習】オッペンハイマーを観る前にこれを見ろ【ネタバレなし】

本動画は、ネタバレ無しで特に物理学的な背景情報を学習するための動画になります。

オヤジ(Robert)的には、この動画でとりあげられる歴史的だったり学術的な基本的用語に関する丁寧な解説が分かりやすく、評価pointも高いです。

ネタバレ無しなところも、心配なかたはある程度安心して楽しめる内容になるかと思います。

全員に見てほしい映画オッペンハイマー予習動画

全員に見てほしい映画オッペンハイマー予習動画

本動画は、長崎に在住されているかたということですが、会話も分かりやすく”オッペンハイマー”に関する理解が進む内容になっております。

従って、本動画を鑑賞することにより、作品でいきなり登場するオッペンハイマーについて、余裕をもって考察することができるようになるため、作品のなかでのオッペンハイマーの精神状態なども、より理解が進むと思います。

【ネタバレ】オッペンハイマーを100倍理解するための登場人物徹底解説

【ネタバレ】オッペンハイマーを100倍理解するための登場人物徹底解説

本動画は、静かな語り口によるもので、特に登場人物についてシッカリ理解したい人におすすめな内容になっております。

タイトルにも【ネタバレ】・・・と記載されてりますように、ある程度作品のなかに入りこんだ内容とも言えると思いますので、鑑賞の際にはご注意下さいませ。

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あらためてみたい”クリストファー・ノーラン監督作品”5選のVOD配信状況

『オッペンハイマー』を観てから、あらめて”クリストファー・ノーラン監督作品”見直してみたくなったね!
マサマサ

 

『オッペンハイマー』を観てから、これまで観てなかった作品含めて

あらめてこれまでリリースされている”クリストファー・ノーラン監督作品”をみたい!

と思ったかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで、今回はあらめてみたい”クリストファー・ノーラン監督作品”として

オヤジ(Robert)が勝手に選んだ5作品のVOD配信状況について、以下にまとめてみました。

U-NEXT Amazon
Prime Video
Netflix  music.jp Hulu

Netflix
■ 月額利用料金(税込) (円)  2,189 600   (*1) 1,490 (*2) 1,100 1,026
■ 月付与ポイント(円/ポイント) 1200 -- -- 1600 --
■ 無料お試し期間 31日 30日 なし 30日 なし
「ダークナイト」(2008年)     0円 0円 不明      299円            --
「インセプション」(2010年)     0円 0円 不明      299円          0円
「インターステラー」(2014年)     0円 0円 不明      220円 *3          0円
「ダンケルク」(2017年)          0円 0円 不明      299円          0円
「TENET テネット」(2020年)          199円 0円  不明      299円          0円

(備考)

・本内容は2024/1/13現在の情報

・表示金額はレンタル代金(税込)  *point:(円)と同じ

・「--」は取扱無し

・( )内は劇場公開年

・Disney+などによる併用は除外しております

・(*1):Amazonプライムは月間プラン500円(税込)選択時

・(*2):Netflixは「スタンダードプラン」選択時

・(*3):2024/4/30まで220円

 

▼ 提供: 株式会社エムティーアイ ▼

music.jp

 

ダークナイト』(2008年)

見どころ

ジョーカーが爆発させるビルはCGを使っていない本物。

ノーカットで魅せるその迫力は必見だ。鳥肌モノのジョーカー役は、これが遺作となったヒース・レジャー。

引用:U-NEXT              URL:https://video.unext.jp/

 

インセプション』(2010年)

見どころ

監督のオリジナル脚本による、脳内のアイデアを奪いあう産業スパイという設定が秀逸。

それを具現化した映像は、唯一無二の映像体験となること間違いなし!

引用:U-NEXT              URL:https://video.unext.jp/

 

インターステラー』(2014年)

見どころ

物理学者のスペーストラベル理論に基づいた宇宙の姿と神秘を、

過酷な任務に臨む父とその家族の愛と絆を絡ませながら描いていく。

主演はマシュー・マコノヒー。

引用:U-NEXT              URL:https://video.unext.jp/

 

ダンケルク』(2017年)

見どころ

クリストファー・ノーラン監督が、実際に決行された大規模救出作戦を圧倒的臨場感で映し出す。

3つの視点で描かれたストーリーが結実するクライマックスに胸を衝かれる。

引用:U-NEXT              URL:https://video.unext.jp/

 

TENET テネット』(2020年)

見どころ

『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督が、時間が逆行するというゲーム性をリアルに描出。

制作費約2億ドル以上を投じた驚異の映像技術と数々の謎は中毒性あり。

引用:U-NEXT              URL:https://video.unext.jp/

 

”クリストファー・ノーラン監督作品”は、正に映画の中でしか体験できない世界が描かれているものが多く

その視点は斬新でもあり、毎回驚きがあります。

 

作品の内容が難解でもある映画『オッペンハイマー』を理解するヒントとして、映画『TENET テネット』をあげられている輩もいらっしゃいますので

そういう意味でも、映画『オッペンハイマー』の内容にモヤモヤしているかたや、『オッペンハイマー』をこれから鑑賞予定のかたは

これまでリリースされている”クリストファー・ノーラン監督作品”を改めて鑑賞しても良いかもしれません。

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『オッペンハイマー』に関する勝手なエバリュエーション

本作品に関する"オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア"

【オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア】はこちらのページに掲載

によるエバリュエーションは

"A”

  • A : また是非みたい作品
    (個人的な理由(前回鑑賞時にあまり理解できてない/前回鑑賞時に途中寝てしまった/ しばらく見てなかったから) 含む)

となります。

理由としましては

正直、作品を鑑賞していて世界史の苦手なオヤジ(Robert)にとっては

Robert
この場面は、何の出来事だ??
Robert
あいつは誰だ??

という場面が、何ヶ所かありました。

そのあたりのリベンジもかねて、もう一度歴史を学び直した後に再度鑑賞に挑戦してみたい作品です。

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『オッペンハイマー』に関するパンフレットの記憶

今回の作品のパンフレットは、充実した内容でした。

おそらくこれまでの最多の出演者14名のよるコメントに加えて

表論文も多く

COLUMMでは、物理学者のかたのものが1件

REVIEWでは、映画評論家のかたのものが3件

映画監督かたのものが1件

という内容でした。

これは、それだけ映画『オッペンハイマー』には解説的なものが必要で、作品内で語られていることが多岐にわたっているため、という理由からだと思われます。

 

さらに

PRODUCTION NOTEのコーナーでは

”撮影””音楽””編集””衣装”・・・など、各セクションの拘りについて小文字で6pageにわたる読みごたえ十分の内容です。

従って、本作についてより深く理解したい輩にとっては有益な書といっても過言ではないでしょう。

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▼ Amazone.co.jp ▼

まとめ

今回は、映画『オッペンハイマー』に関する内容として

・映画『オッペンハイマー』に関する勝手な感想文

・映画『オッペンハイマー』をみる前にcheckしたいおすすめ予習動画3選

・あらためてみたい”クリストファー・ノーラン監督作品”5選のVOD配信状況

などご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 

この記事を読んで頂きましたみなさんも

映画『オッペンハイマー』

是非、ご鑑賞してみてはいかがでしょうか?

(参考)記事で紹介しました動画配信(VOD)サービスリスト

        • U-NEXT  ※31日間無料体験あり
        • Amazon Prime Video  ※ 30日間無料体験あり
        • Netflix  ※いまのところ無料体験なし
        • music.jp  ※30日間無料体験あり
        • Hulu   ※いまのところ無料体験なし

      (2024/4/21現在の情報)

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