UnsplashのJulian Hochgesangが撮影した写真
35年前の1988年8月20日に静岡県浜名湖畔の「渚園」で敢行された、浜田省吾の野外ライブの模様がおさめられた作品
浜田省吾『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』に関する感想です。
ポイント
本記事の信憑性
・浜省FAN歴約40年
・CD1000枚以上コレクション
・音楽大好き技術系サラリーマン
オヤジ(Robert)の備忘録的内容になっております。
この記事を読んで
浜田省吾の当時の作品聴いてみようかな?
と思ってくれたら、オヤジ(Robert)幸せです。
(注意)
以下、ネタバレの可能性もありますのでご注意下さい!!
*本ページはプロモーションが含まれています。
映画『A PLACE IN THE SUN at 渚園Summer of 1988』Set list ~ 感想
本作、映画『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』は、1988年8月20日、静岡県浜名湖畔「渚園」で行われた師匠(浜田省吾)にとって3度目の野外ライブの模様がおさめられた、35年前の貴重な記録映像であります。
以下に、このLiveのSet Listと感想についてご紹介します。
Set List
今回のセットリストは、浜田省吾「A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988」オフィシャルサイトの情報を引用させて頂きました。
また、本プレイリストは、Apple Music, Spotifyなどの各音楽サブスクサービスにて公開中となっております。
浜田省吾『A PLACE IN THE SUN at 渚園Summer of 1988』セットリスト(the movie edit version)
・Introduction ˜ A PLACE IN THE SUN
・路地裏の少年
・終りなき疾走
・HELLO ROCK & ROLL CITY
・愛のかけひき
・生まれたところを遠く離れて
・MONEY
・DADDY’S TOWN
・OCEAN BEAUTY
・MY HOMETOWN
・丘の上の愛
・A NEW STYLE WAR
・明日なき世代
・僕と彼女と週末に
・愛の世代の前に
・J.BOY
・DARKNESS IN THE HEART
・ラストダンス
・A PLACE IN THE SUN (Instrumental)引用:浜田省吾「A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988」のオフィシャルサイト
URL:https://liveviewing.jp/sh-nagisaen1988/#venue
出典:Spotify https://www.spotify.com/jp/
▼ 提供:LINEヤフー株式会社 ▼
Live感想
浜田省吾 『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』予告編 第2弾(60秒版)
全てが新鮮でした
大画面でみたかった、35歳にてキトキトの師匠(浜田省吾)が、スクリーンのなかにいました。
DVDで何度も観たはずのオープニングのシーンでは
改めて、どれだけのプレッシャーや様々な想いのなかで、あの時間を過ごされたのかと・・・
想像すら出来ない精神状態で登場!!~”路地裏の少年”を歌うシーンに思わず😢
額から落ちる汗を気にすることなく、唾のようなしぶきも一緒に吐き出しながら全力でシャウトする熱のこもった歌唱シーンには
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劇場公開カウントダウン
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映画『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』
公開まで あと1️⃣日‼️
いよいよ明日から
1988年にタイムスリップして楽しんでください✨5/5(金・祝)より全国公開🎙🎬https://t.co/iLrTSC3s8s#浜田省吾 #渚園 pic.twitter.com/s8SSdpfGc0
— 浜田省吾 『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』 (@sh_nagisaen1988) May 4, 2023
オヤジ(Robert)も自然にコブシを固めて👊みいいってしまいました。
また
師匠(浜省)は曲によってはステージ中を駆け巡る🏃♂️フットワークの軽さも披露され
最後の”ラストダンス”では、何かをやりとげたような爽やかな表情をみせたり
バンドのメンバーの方々による、当時の若い容姿や服装含めて仕草や表情など
さらに、イベントを締める花火も日本の夏っぽくて、昭和最後の夏に成し遂げられた偉業をたたえているかのような演出 等々
路地裏の少年 (ON THE ROAD "FILMS")
現場感が見事に表現されたドキュメンタリー的作品
映画『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』は、師匠(浜省)含めたバンドのメンバーだけでなく
巨大イントレ上に何十人も座っている照明担当のかたがたの存在
観客を会場に誘導するため動きまわっていたかたがたの存在
イントレの設営~最後の花火まで、このLiveを裏でささえられていた方々の存在
それらを含めた、現場感が見事に表現されたドキュメンタリー的作品だと感じました。
それはおそらく、歳月がたってオヤジ(Robert)自身の感動するpointもかわり、大きな映像の中でも視線の向く先が変わってしまったことも大いにあると思いますし
今回の作品は、意図的にそのようなイベントを支える裏の方々が登場する映像が、随所に挿入されていた印象がありましたので、そのようなLiveを成功させようと携わられた沢山のまわりの方々の存在を知り、Liveを観る側、Liveを主催する側の多くのかたの想いがこの場所に集結した奇跡でもあると感じます。
また
実はこのLiveの当日は天気が一番心配のネタだったことや、長い行列で会場まで歩いている観客たちの映像などを観ていたら、オヤジ(Robert)も(後ほどふれる)立川で行われた野外Liveに参加した時のことを改めて想い出しました。
そして
何度も登場した「会場全体のひきの映像にて確認される約60000人が集結した様子」を観ていると、改めて当時においては単にマスコミが取り上げなかったために、伝説にもならなかっただけで、実は師匠(浜省)は物凄い偉業を成し遂げられたのだと、シミジミ思うと同時に、同じ時代に生きていてそれもFAnであるにも関わらず、当時このLiveに立ちあえなかった後悔がジワジワ蘇ってきて・・・
ファンクラブの仲間と、阿佐ヶ谷で今回の映画鑑賞の反省会をしているときも
「当時開催されるのは知っていたけど お金が無くていけなかった」
「携帯電話もPCも持参してない状況で、土地勘も無くて最寄りの駅すら知らない静岡には流石に行けなかった」
「そういう意味でも、行けたやつはスゴイよな」
など
当時の各々の参加者の想いが共有され、ほろ苦い酒🍺のさかなになりました。
*多分、これ仲間と一生言ってるんだろうな(笑)
ワクワクの4か月間
浜田省吾 『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』予告編 第1弾
今年の年始の2023/1/11にて、東京・渋谷のNHKホールで行われた浜田のライブ「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2022 Welcome Back to The Rock Show“EVE”」終演後のホールのスクリーンに映し出された、本作の特報映像のサプライズを体感してからワクワクの約4か月間
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ムビチケも買って
その公開をまちわびていると
追加情報で、数量限定の入場者プレゼントとして「渚園メモリアルチケット」の配布の告知などもあり
と意気込んだのですが・・・
遅れてしまった鑑賞予約の初動
5/5の上映なので、5/3から予約可能とは理解していたのですが、5/2の晩はうかつにも早めに寝てしまった😴ために、鑑賞予約の初動は大分遅れて翌朝になりまいました。
気が付いたら、最寄りの劇場でもあるTOHOシネマズ(新宿)の初回11:00~がほぼ満席になっていたので
慌てて、2回目18:00~の上映時間の回を予約して鑑賞となりました😅。
ただこの”スクリーン1”が
許容人数が100席程度の比較的小さめのスペースしたので(この回も最終的には満席になりましたが)
という後悔はありますが、2023/5/5の公開初日に観れたのでそこは満足pointでした。
▼ 提供:Amazon ▼
DVD『ON THE ROAD “FILMS"』との関係
このたびの渚園の野外ライブの映像は、以下の2005年に発売された『ON THE ROAD “FILMS” [DVD]』にも一部収録されております。
(ON THE ROAD “FILMS” [DVD] / 浜田省吾 :クリックするとAmazon商品ページ)
曲目リスト
1. Opening : Theme Of Father's Son
2. A Place In The Sun
3. 路地裏の少年
4. 終りなき疾走
5. いつかもうすぐ
6. America
7. Hello Rock & Roll City
8. Tour Scraps
9. Money
10. Dance
11. 片思い
12. 明日なき世代 - 八月の歌
13. こんな夜は I Miss You
14. 愛のかけひき
15. 丘の上の愛
16. J.boy
17. Darkness In The Heart (少年の夏)
18. On The Road
19. Closing : Theme Of Sakura全19曲
この『ON THE ROAD “FILMS” [DVD]』については、ここ数年鑑賞してなかった(爆)ので、今回復習も兼ねて改めて鑑賞してみました。
印象としては、もともとの記憶にもっていたイメージから大きくは違わないのですが
映像が若干映画で観たものより逆に荒い感じがしましたし
本作19曲のなかで、渚園の野外ライブの映像は、以下の6曲しか収録されてなかったところが、オヤジ(Robert)の記憶ではもう少し収録されていた印象でした。(単なるオヤジ(Robert)の物忘れですが)
1. Opening : Theme Of Father's Son
2. A Place In The Sun
14. 愛のかけひき
15. 丘の上の愛
16. J.Boy
17. Darkness In The Heart (少年の夏)
また、師匠(浜省)が高所に登った時や、ステージ中央に張り出した部分へ進む際などに映し出された、(おそらく師匠(浜省)のヘッドセットなどに取り付けられたカメラによる)師匠(浜省)の目線からみえる景色の映像が、今回の映画では結構登場しましたが、本作にはほぼ収録されてない印象です。
\\ 😎 #こぶし突き上げ応援上映会 ✊//
劇場上映もいよいよ本日が最終日。
1988年にタイムトリップ
思い残すことなく
皆で思い切りこぶしを突き上げましょう🥳
Don’t miss it !!#浜田省吾 #渚園 pic.twitter.com/njZJp5mCQG— 浜田省吾 『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』 (@sh_nagisaen1988) June 1, 2023
後は、個人的にLive中でも少し気になった(個人的にはあまりイケてなかった印象の)「水色のデザインがはいった帽子」をかぶって歌っている曲が、『ON THE ROAD “FILMS” [DVD]』には1曲も無かったので、おそらく製作者側も当時は多少気になっていたのでは?と勝手に推測しております。
J.Boy (ON THE ROAD "FILMS")
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野外Live『LET SUMMER ROCK '99 』1999/08/15 (日) 国営昭和記念公園(立川)の想い出
ここでいつもの昔話が登場しますが・・・
オヤジ(Robert)がこれまでの人生で師匠(浜省)の野外Liveで唯一体感出来たのが、約24年前の『LET SUMMER ROCK '99 』1999/08/15 (日) 国営昭和記念公園(立川)でした。
当初予定していた1999/08/14(土)の公演が、雨天順延☂️で1999/8/15(日)での開催となったのですが
あのときも雨上がりで、熱い日差しのムンムンするなかで昭和記念公園のなかの奥にある会場までの長い距離を、汗だくで歩いて会場にたどりついた記憶がありますが、オヤジ(Robert)にとっては、一生に一度きりの素晴しい夏の想い出となりました。
本LiveのSet Listは以下のpageでcheck出来ます。
浜田省吾
LET SUMMER ROCK '99出典:LiveFans URL:https://www.livefans.jp/events/39166
どちらかというと、楽しくダンスしながらというよりは、内なる想いのこめられた歌詞が多い師匠(浜省)の曲が
雨上がりの広大な空間に
師匠(浜省)の伸びやかで、力強い歌声によってとき放たれる解放感は
たまらなく最高🤩な体験でした。
このLiveでの一番の想い出は、1部のアンコール前に披露された
24. 家路
です。
当時、オヤジ(Robert)は社会人10年目で仕事的にも将来的にもいろいろ思い悩んでいた時期でもありましたが、この曲を聴いていろんな想いが湧いてきてむねが一杯になった😢ことを今でも思い出します。
このときのTakeが、後にFANCLUBの特典として”CDシングル”で配布されましたが
FANの勝手な想いとしては、師匠(浜省)には是非また野外でのLiveを計画してほしいと願っております。
新国立競技場もありですね。
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二人の夏~恋は魔法さ (Let Summer Rock in 1999 / ON THE ROAD 2001)
▼ 提供:株式会社レコチョク ▼
パンフレットの記憶
今回のパンフレットは、映画のというよりはコンサートのパンフレットに近い印象でした。
構成としては、師匠(浜省)の当時のカット画像も満載で、そのなかでも自称技術者でもあるオヤジ(Robert)的に萌えたのは”scale 1/200のLive STAGEの計画図面”でした。
そのSTAGEを組み立てている途中の画像も掲載されているのであわせてみると、組み上げるまでのご苦労がヒシヒシを伝わってきます。
このパンフレットで紹介されている内容をみていると、映画『ウッドストック』みたいにLiveの開催の裏でdocumentary映画作成のPJTも並行して動いてたら
さらにドキドキハラハラが連続した物語として楽しむ機会も体験できて、このLiveイベントに関する楽しみも倍増していたのでは?という裏のエピソードが満載でした。
特に、撮影していたカメラについては、1本のフィルムに11分強しか撮れないという13台ものカメラで撮ったフィルムを、ストップウオッチと練った台本で準備していた
UnsplashのChris Murrayが撮影した写真
ところで現場の状況で予想出来ない事態が起きてしまったり、ステージに組まれた6000本もの巨大なイントレにまつわる様々なエピソードなど・・・
現場の苦労話については、過去に屋外の現場で天候に悩まされた経験もあるオヤジ(Robert)にとっては非常に興味深く、ある意味楽しませて頂きました。
あとは、本作の映像監督の板谷氏の製作苦労話で
フィルム洗浄からデジタルスキャンに1年かかり
UnsplashのAustrian National Libraryが撮影した写真
その映像に音をあてていく作業に数か月かかり
当初は2020年夏の公開が目標だったのがコロナの影響で遅れたという経緯や
そんな苦労話の間に入っている銚子さん、そして師匠(浜省)による数々のコメントに関しても、当日の二人の状況や想いなどを知りたいFANにっては、貴重な情報となりました。
このパンフレットも、間違いなく永久保存版の1冊です。
まとめ
今回は、今から35年前の1988年8月20日に静岡県浜名湖畔の「渚園」で敢行された、浜田省吾の野外ライブの模様がおさめられた作品 映画『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』の鑑賞を機会に
・映画『A PLACE IN THE SUN at 渚園Summer of 1988』Set list ~ 感想
・DVD『ON THE ROAD “FILMS"』との関係
・野外Live『LET SUMMER ROCK '99 』1999/08/15 (日) 国営昭和記念公園(立川)の想い出
といった内容についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただきました皆さんも
ぜひ一度、浜田省吾の作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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