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テニスの歴史が動いた試合_ウィンブルドン4時間42分の死闘2023/7/16感想

UnsplashShep McAllisterが撮影した写真

今回の試合で、またテニスの歴史がかわったの?
マサマサ

2023年7月16日(日)の晩から、2023年7月17日(月)の朝がた午前3時くらいまでON AIRされましたTV中継番組「テニスのウィンブルドン(イギリス)大会最終日、男子シングルス決勝 /カルロス・アルカラス vs ノバク・ジョコビッチの試合」について

TV鑑賞した感想と関連情報に関する記事です。

Robert
以下、記事のポイントになります。

ポイント

「2023年ウィンブルドン男子シングルス決勝_カルロス・アルカラス vs ノバク・ジョコビッチ(2023年7月16日)」感想

ランキングNO.1_20歳カルロス・アルカラスの強さ

過去の”歴史が動いた"伝説の試合best3

ところでRobertってなにもの
マサマサ

本記事の信憑性

上京して30年以上

Sports観戦歴も30年以上

テニス暦約30年技術系サラリーマン

オヤジ(Robert)の備忘録的内容になっております。

この記事を読んで

「2023年7月16日に行われた、テニスの歴史が動いた4時間42分の死闘」について

ご興味を持っていただければ

オヤジ(Robert)幸せです。

*本ページはプロモーションが含まれています。

▼ 提供:株式会社DMM.com証券 ▼

「2023年ウィンブルドン男子シングルス決勝_カルロス・アルカラス vs ノバク・ジョコビッチ(2023年7月16日)」感想

ダチン
今回の試合は、ボクも最後までみたけどスゴかったね!

今回、記事のとりあげたTV番組は、WOWOWでLive放映されたテニスの試合で、2023年ウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝戦「カルロス・アルカラス vs ノバク・ジョコビッチ」の試合になります。

試合は、2023年7月15日(日)の日本時間の午後10時くらいから開始して2023年7月16日(月)時間は午前2時49分27秒くらいまで行われ、4時間42分におよぶフルセットの戦いの結果、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を1-6, 7-6 (8-6), 6-1, 3-6, 6-4で破りました。

序盤の第1セットは若干アッサリした展開ではありましたが

試合全般にて、みていてこちらが胃がキリキリするような緊迫感を感じるほど1ポイントの重さを感じる内容でした。

でも、それがアクション映画をみるような心地よさもあり、5時間にせまる鑑賞時間も、テニスの試合は途中休憩も入り試合の集中どころがつかみやすいのもあるため、本当にあっという間に過ぎた感じです。

今回の試合は、連休の合間ということもありましたが、普段テニスの試合をあまりみない友人も、今回の試合内容の凄さに試合が終わる午前3時くらいまでTVに釘付けだったようです。

この試合は、今後何度も再放映されるでしょうね。

▼提供:株式会社 WOWOWコミュニケーションズ▼

WOWOWオンデマンド

テニスの歴史が動いた試合

今回の試合では、テニスをやれているかたはおなじみの"BIG4"と呼ばれる、一時代のずば抜けて強い4人のテニプレーヤー

・ロジャー・フェデラー

・ラファエル・ナダル

・ノバク・ジョコビッチ

・アンディ・マリー

以外の選手が、ウィンブルドン選手権で優勝するのは、2002年のヒューイット以来の実に21年ぶりの快挙となりました。

さらに本試合は、昨年(2022年)史上最年少の10代でランキングNO.1になったばかりの20歳の選手(カルロス・アルカラス)が、本大会で現在4連覇中でこれまで7度も優勝している王者( ノバク・ジョコビッチ)を破った試合でもあります。

また、昨年(2022年)はロジャー・フェデラーが引退し

関連記事「フェデラー生出演 WOWOWテニススペシャル ありがとう、ロジャー·フェデラー」感想

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さらに昨年(2022年)ラファエル・ナダルは、以下の記事の内容より本年度(2023年)で引退する意向を発表しております。

ナダル全仏欠場&引退意向【発表全文】

出典:国内最大総合テニス専門サイト「テニス365」           URL:https://news.tennis365.net/news/today/202305/142329.html

 

「今回の試合で、テニスの歴史が変わったのか?」

その答えは、後に将来語られることではありますが、以上のような出来事や背景なども考慮すると、少なくとも今回の試合は間違いなく

Robert
テニスの歴史が動いた試合

と言えるのではないでしょうか。

二人の気持ちが凝縮されていた26分の死闘(第3セット第5ゲーム)

今回の試合で印象的だったゲームのひとつが、第3セット第5ゲームでした。

このセットは、3-1とカルロス・アルカラスが1ブレークで迎えたのですが、この第5ゲームをさらにブレークすると、このセットをアルカラスがとるのはほぼ間違いなく、セットカウントも2-1になります。

従って、アルカラスにとっては優勝に向けてもあと1セットと迫ることになり、逆にジョコビッチにとっては苦しい状況になるため絶対負けられないゲームになりました。

そのような両者の意地がぶつかりあい、両者ともに2本連続でポイントをとることが難しくなったため、26分という信じられない長い時間のゲームになったと推測されます。

しかし、第一セット(6ゲーム)が35分で終わったことを考えると、単純にこのゲームに費やされた時間の長さの異常さは明白です。

でもそれは、それだけ二人ともこのゲームの大切さを理解していたからでもあり、特にサーバーであるジョコビッチの気持ちの入り方は尋常ではなかったはずです。

プロではない、いわゆる一般のプレーヤーのかたであれば、自分のサービスゲームで5回くらいデュースがあると、集中力や筋力が落ちてきます。

さらに精神的に弱気になると、ポイントをとるというよりも、サーブを入れるだけになってしまいがちですが、それでもサーブが入らなくなったりもします。


UnsplashLefteris kallergisが撮影した写真

デュースが13回あったということは、そこまで既に最低28回サービスを打っているということでもあり、これは試合ではなく練習目的でやっても相当疲れがくる内容です。

そのような状況でも、集中力を保ち、サーブを打ち続けた、そこに王者のこの勝負に対する気迫が相当こめられていたと感じます。


UnsplashJosh Calabreseが撮影した写真

従って、このゲームを落した側(ジョコビッチ)は相当精神的にもダメージを受けるのは想像できますし、結果的にはこのゲームを含めた第3セットを6―1で落してしまうので、さらに精神的に追い込まれるはずなのですが、その直後の第4ゲームは何と3-6と奪い返しちゃうんですよね。

アルカラスがこの試合の記者会見で述べたように、改めてジョコビッチはメンタルもフィジカルも野獣で、弱点が無い完璧な選手であると強烈に同意します。

王者の気持ちも打ち砕いたゲームポイントのラリー(第5セット第3ゲーム)

あと印象的だったゲームは、アルカラスジョコビッチのサービスゲームをブレークして、正に優勝に近づいた最終第5セット第3ゲームでしょうか。

試合展開的には劣勢になりながら、最終的にゲームポイントをとって、正に王者の気持ちも打ち砕いた以下のラリー含めて、アルカラスがは本当にしぶとくて強いプレーヤーです。

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ランキングNO.1_20歳カルロス・アルカラスの強さについて

アルカラスは、何がスゴイの?
マサマサ

カルロス・アルカラス

について

参考までに

基本情報を以下に掲載します。

カルロス・アルカラス
Carlos Alcaraz

出典:tennis365.net   URL:https://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=men01025

外見的には、身長もそんなに大きくなくて、テニスプレーヤーでは小柄に入る体形といった感じですが、大胸筋や足の太もものあたりは、かなり鍛えている印象が感じられます。

強さに裏付けられた強じんな体力とメンタル

アルカラスのプレースタイルについては、以下の記事でも詳しく分析されておりますが

カルロス・アルカラスの快進撃、テニス界のスターの魅力に迫る

出典:TM © 2023 – 国際オリンピック委員会           URL:https://olympics.com/ja/news/tennis-fast-furious-rise-carlos-alcaraz-what-makes-star-great-nadal-ferrero

「・・・僕のプレースタイルは程度の差はあれ、フェデラーのようだと思うよ。」

とコメントしているように、アルカラスは鉄壁のデフェンスで守り切るではなく、アグレッシブでウィナーをとりにいくスタイルで、それを実現できるテニスで必要とされる強じんな体力強じんなメンタルをもちあわせております。

今回の試合でも、得意の”ドロップ・ショット”を試合中に何度失敗しても、くりだす場面が印象的でしたが

最終第5セット第2ゲームでは、0-15の緊迫した場面やデユース直後の最初のポイントなどあわせて2度もくりだすところは、強じんなメンタルがなければ出来ない振るまいです。

 

また、今年(2023年)のフレンチオープンのジョコビッチ戦でみせたこのショットは、テニス暦30年のオヤジ(Robert)でも未だかつて見たことのない、一生記憶に残るスーパーショットになりました。

Shot of the day #13 - Carlos Alcaraz | Roland-Garros 2023

まだ現在成長の過程のなかにいる若いプレーヤー

アルカラスは、グランドスラムではこれで全米(ハード)と全英(グラス)は制したことになります。

また、今年(2023年)も全豪(ハード)では3回戦でしたが、全仏(クレー)では準決勝まで進出し、ここでは自身が足がケイレンしたためにジョコビッチに負けているのですが

【誰も予想しなかった】ジョコビッチ対アルカラス至高の頂上決戦【全仏オープン2023準決勝】

その経験を学び対策して、今回の試合に望んで勝利していることから、間違いなく1試合1試合の経験値が積み重なり進化を続けていることが伺えますし、ほぼ全てのサーフェスで勝てる実力があることが証明されました。

アルカラスは、プレーは多少荒削りのところもある、現在成長の過程のなかにいる若いプレーヤーでもありますが

ジョコビッチにも授賞式のインタビューで「まさか君に芝で負けるとは」とまで言わしめた、進化のスピードの速さなどからも、アルカラスの快進撃はこれからもしばらく続くのではと思われます。

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過去の”テニスの歴史が動いた"伝説の試合best3

今回の試合は、正に”テニスの歴史が動いた試合”と言えると思いますが、過去にも同様に世代交代などで「テニスの歴史が動いたとき」に象徴される伝説の試合が沢山あります。

また、テニスでは「芝を制する者が真の王者」的なイメージも昔からあり、このウィンブルドン選手権は各時代の王者の栄枯盛衰が繰り広げられる舞台でもあります。


UnsplashRyan Searleが撮影した写真

そこで今回、それらの試合の中からフェデラーFANのオヤジ(Robert)の全くの独断にて選んだ、過去に行われた”テニスの歴史がうごいた”伝説の試合best3について、以下にご紹介します。

2001年ウィンブルドン男子4回戦_ピート・サンプラス対ロジャー・フェデラー

当時、グランドスラムで13勝もしていて、映画『ドリームプラン』

にも登場した王者ピート・サンプラスに、当時19歳でグランドスラムも無冠のロジャー・フェデラーが以下のスコアで勝利した試合。

ロジャー・フェデラー[7-6 5-7 6-4 6-7 7-5]ピート・サンプラス

正にロジャー・フェデラー時代の幕開けとなった試合。

Roger Federer vs Pete Sampras: Wimbledon fourth round, 2001 (Extended Highlights)


関連記事リチャード・ウィリアムズが成し遂げた数々の偉業とは?_映画『ドリームプラン』感想

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2008年ウィンブルドン男子決勝_ロジャー・フェデラー対ラファエル・ナダル

当時、2003年からウインブルドンで5度優勝していた正に芝の王者ロジャー・フェデラーに、それまで芝では一度も勝ててなかったラファエル・ナダルが、最初の2セットを落とした後、2度のタイブレークを制した後に、ファイナルセットの接戦をとって初めて芝で勝利した死闘

ラファエル・ナダル[4-6、4-6、6-7、6-7、9-7]ロジャー・フェデラー

クレーの王者ナダルが、芝の王者フェデラーに勝利し、ナダルは同じ年にウィンブルドンと全仏オープンで優勝した初めての男子となった。

この試合は、当時はウインブルドンの歴史上でもっとも試合時間が長い決勝戦で、4時間48分という記録もつくった。

Roger Federer vs Rafael Nadal | Wimbledon 2008 | The Final in full

2019年ウィンブルドン男子決勝_ノバク・ジョコビッチ対ロジャー・フェデラー

当時、2003年からウインブルドンで8度優勝していた正に芝の王者ロジャー・フェデラーに、当時自分の時代を迎えようとしていたノバク・ジョコビッチが2度のマッチポイントをしのいで勝利した、正にフェデラーに引導を渡した試合

ノバク・ジョコビッチ[7-6(5) 1-6 7-6(4) 4-6 13-12(3)]ロジャー・フェデラー

この試合は、2023年現在においてウインブルドンの歴史上でもっとも試合時間が長い決勝戦で、4時間57分という記録もつくった。最終セットのスコアがエグイ。

Novak Djokovic vs Roger Federer | Wimbledon 2019 | Full Match

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編集後記~オヤジのながいはなし   Editor's Note-Long Story of Oyaj

今回は、2023年7月16日(月)にWOWOWで放映されたLive中継番組「2023年ウィンブルドン男子シングルス決勝_カルロス・アルカラス vs ノバク・ジョコビッチ」のTV鑑賞を機会に

・「2023年ウィンブルドン男子シングルス決勝_カルロス・アルカラス vs ノバク・ジョコビッチ(2023年7月16日)」感想

・ランキングNO.1_20歳カルロス・アルカラスの強さ

・過去の”歴史が動いた"伝説の試合best3

などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事を読んでいただきました皆さんも、ぜひこの歴史が動いた試合「2023年ウィンブルドン男子シングルス決勝_カルロス・アルカラス vs ノバク・ジョコビッチ(2023年7月16日)」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

関連記事「フェデラー生出演 WOWOWテニススペシャル ありがとう、ロジャー·フェデラー」感想

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