
2025年6月。話題の大阪・関西万博に一人旅で行ってきました。
目的は「いろんな未来を体感すること」。
そして事前には、AI(ChatGPT)と相談しながら“しおり”まで作り込んで
計画としては万全の体制でのぞんだつもりでした。
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関連記事50代オヤジの一人旅×大阪万博|AIと準備してみたらこうなった
大阪万博行ってきたんだって!?マサマサ この記事では、大阪万博への一人旅をAI(ChatGPT)に相談しながら準備した体験をもとに 旅程の立て方やしおり作成のコツ、計画で気をつけたポイントをまとめてい ...
ところが――残念ながら現地で最初に感じたのは
「暑さ」と「並ぶこと」、そして「見れない未来」。
想像とは少し違うスタートに
テンションが一気に下がったのも正直なところ。
それでも結果的には、事前に準備しておいた体験したいテーマを軸として
それなりに楽しめた2日間となりました。
本記事では、そんな・・・“テンション急降下からの復活”を含めた
2日間のリアルな万博体験記になります。
これから大阪万博に行く予定の方に、準備や会場での回り方などの
オヤジ目線での楽しみ方のコツもお伝えできればと思います。


本記事の信憑性

・特に人生において大きな成功もない
・旅行大好き
・サラリーマン暦30年以上!
オヤジ(Robert)のつたない経験からのライフハックについて備忘録も兼ねてご紹介!
この記事が、これから大阪万博に行く計画をされているかたに
少しでも参考になれば、オヤジ(Robert)幸せです。
*本ページはプロモーションが含まれています。
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1. ワクワクが一転、テンション下がりまくる万博の洗礼
ガイドブックを眺めていたときは、期待しかありませんでした。


と思っていたのですが・・・
実際に抽選に申し込んでみても・・・見事に全滅。
「観たいパビリオンのほとんどが、ほぼ”予約のみ”か”原則予約”ってどういうこと?」
「”先着のみ”って、結局はやく並ばないと観れないの?」
いよいよ万博が始まるというのに、もう“見れないもの”が確定していくこの感じ。
自分が楽しみにしていた「未来」が、どんどん閉じていくような
そんな寂しささえありました。
そして当日は、猛暑と混雑という現実が容赦なく襲いかかってきます。
テーマパークとは違う、ある意味“修行系イベント”と化した初万博。
ここから、オヤジ(Robert)の忍耐と寛容さが試される2日間が始まりました──。
1-1 事前予約でつまずくスタート
パビリオンの多くは「事前予約制」で、基本はWeb抽選と先着。
オヤジ(Robert)も、公式アプリから早めに抽選に申し込んだのですが・・・
2か月前/1週間前の何れの抽選も2日共に、まさかの全滅。
入場券を購入してからの先着予約も、アクセス殺到にて
「なんで、万博のH.Pに入るだけで1時間以上かかるの?」
そして、「よし、これで予約完了か!?」と思ったらTOP画面に戻ってやり直し💦
まるで、“未来”ではなく“、オヤジ(Robert)のリアルな仕事にもなっている
”ソフトウエアのバグだし延長戦”状態。
この時点で、楽しみにしていたものが「どうやっても観れないものがある」
という現実に直面し、テンションは急降下しました。
1-2 行ってから知る、並んでも見られない「先着のみ」もあり
「先着のみ」と書かれていても、現地に行くと
「ここで終了です。」と冷たく言われるパターンも多々ありました。
朝から並んだ人の間でも
「さっきまでは並んでたのに…」
という会話なども聞こえてきました。
特に人気館(アメリカ館・日本館など)は
フリー開放のチャンスが少なく、しかもその情報は現地の係員に聞かないとわからないことも。
つまり、情報・時間・暑さとの戦いでもあるわけです。
1-3 それでも立て直せた理由|準備と気持ちの切り替え
こんな状況でも、「準備しておいてよかった」と思えたポイントがいくつかあります。
まず、雑誌やWeb上の大阪万博のレポートなどを参考にした情報整理によって
「行けなくてもいいパビリオン」
「これだけは、食べてみたいもの」
「雰囲気だけでも楽しめそうな場所」
などを事前に把握できていたこと。
行きたい場所をただ並べても、おそらく時間が足りなくなる。
むしろ「どこをあきらめるか」も含めて考えておかないと
“消化不良の旅”になってしまう。
そして、並ばない時間帯に別の体験を挟む工夫
(グルメ休憩や写真スポット巡り)
などもあらかじめ決めておけたのも大きかった。
Unsplashのhenry perksが撮影した写真
結局、“全部は見れない”と割り切って「何を優先するか」を整理していたことが
気持ちの切り替えにつながったように思います。
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2. 万博1日目|到着〜混雑・初日の印象
まずは、予定通リ高速バスで大阪に向かい・・
無事に旅がはじまりました。
2-1 万博会場ゲート前には既に長蛇の行列
早朝の7時くらいに高速バスでUSJ前に到着
↓
そこから15分くらいスーツケースを引きずりホテルに徒歩で移動
↓
ホテルのトイレで着替えをして、ホテルに荷物を預けてから電車で移動
↓
万博会場そばの駅「夢洲」に到着したのが、既に8:10分くらい
と、万博会場までは、ほぼ予定通リに移動できて
思ったほど、駅が混雑してないので
「今日は人少ないのかな?」
と期待するまもなく
ゲート前には、既に長大の行列があり
「・・・」


とりあえず、気もちを取り直し💦
その行列に並ぶことにしました。
2-2 早速の洗礼・・・「アメリカ館の列は本日終了!?」
手荷物検査も終えて、やっと会場内に入り
目標でもある”アメリカ館”に向けてダッシュをこころみるも
そこには、既に長蛇の行列があり・・・
ふと最後尾をみると・・・信じがたいプラカードを発見!!
「本日の列は終了しました」
時刻は、まだ午前9:30分くらいなのに、既に本日終了なんて!?
「この先、どう行動しようか???」
本日の最大の目標を失ったオヤジ(Robert)はプチパニックに陥るも
そこで、冷静に事前準備していた”行きたいところリスト”を元に、次に訪問を予定していた
”フランス館”の行列にならぶことにしました。
そして、”フランス館”の行列に並びながら・・・
その後の本日の行動についての、一人戦略会議を開始しました。
2-3 1日目は”イタリア館&アメリカ館”以外の施設を見学
「今日は、”アメリカ館”がみれないので
明日の第一優先も”アメリカ館”にせざるをえない。
そうすると、優先順位2番目の”イタリア館”には
”アメリカ館”をみた後に、長蛇の行列に並ぶことになるので
最悪、明日はその2館だけ観て終了する可能性もある。
したがって、本日の行動の方針は
”イタリア館&アメリカ館”以外の施設を優先順位をつけて体力が無くなるまで見学”
することに決定!
今回は、事前に”行きたいパビリオンの優先順位”も決めておいたので
あとは、その順番に沿って行動あるのみ!
まずは、とりあえず景気付けに一杯ということで
チェコ館横のテイクアウト・コーナーで、ピルスナーの元祖🍺をゴクリ!
そして、心も身体も復活したので、その後は精力的に行動できました。
まずは”スイス館”を訪問し
↓
その後”ドイツ館”
↓
”モナコ館”
↓
”サウジアラビア館”を見学
↓
そして、昼食をはさんで
↓
”ヨルダン館”
↓
”ポーランド館”
↓
”ハンガリー館”
を経て
↓
こちらの場所から”大屋根リング”にのぼり
人生初の大阪の夕日を見学
↓
この日は、早朝から行動のハードスケジュールで疲れた💦ため
訪問できなかった”イタリア館”を横目で眺めつつ
大屋根リングで夕日をみてから帰ろうと思って降りてきたら
時刻が19時をまわったところから
意外にも各パビリオンの行列がほぼ無い状態だったので
↓
”オーストラリア館”を見学し
↓
日中の様子とはガラッと雰囲気が変わった
”スペイン館”まで楽しめた快挙!
おそらく、19時以降は帰路につく人ともいるし
ドローンショーなどを見る人は、大屋根リングのほうに行くので
そこから20:30くらいまでの間に集中して
行列なしにパビリオンを訪問できる可能性があるのかもしれませんね。
という感じで、万博1日目は終了しました。
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3. 万博2日目|テーマを絞って楽しめた体験
万博2日目にて、今日がオヤジ(Robert)にとっても万博最終日。
1日目の反省をもとに、打倒”イタリア館&アメリカ館”
の使命を胸に、万博会場に午前7:40分代に到着しました。
3-1. 鬼門の”アメリカ館”を朝一に攻略!
今回のテーマでもある
打倒”イタリア館&アメリカ館”
の
まずは、朝一で”アメリカ館”の行列に並ぶことに成功!
この時点で、それだけでほぼ満足状態。
確かに”アメリカ館”は
展示の見せ方が秀悦で
部屋の床以外全面を利用したビデオ映像と大音量による演出の迫力や
月の石の展示など
インパクト残る展示が多い印象でしたので、おすすめです。
そして、今日も来てしまった
チェコ館横のテイクアウト・コーナーで一人勝手に
ピルスナーの元祖で”アメリカ館攻略”の祝杯🍺をあげ
その後、意外と空いていた”ポルトガル館”を見学し
↓
当日予約で当選した小山薫堂氏プロデュース・シグネチャーパビリオン
「EARTH MART」を鑑賞しました。
館内では、食に関する様々な拘りの展示に圧倒され
小山氏からも、シッカリ、メッセージも頂きました。
こちらの施設も、もし機会がありましたら是非見学されることをおすすめします。
3-2 続いて”イタリア館”を行列に3時間30分並んで攻略!
その後、昼くらいから”イタリア館”の待ち行列に並び始めました。
”イタリア館”の行列の待ち時間は、最後尾の案内のかたによると
「2時間くらい」とのコメントでしたが
結果的に、施設に入るまでなんと約3時間30分もかかりました。
*なので、午後5時以降は並んでも観れない可能性があるかもですね
その間
トイレも行けず
誰とも会話もなしに
という厳しい状況でしたが、何とかやり過ごすことが出来ました。
その大きな要因の一つが、この”イタリア館”の行列が
大屋根リングの下の日陰だったからで
当日は、風通しも良く比較的快適に過ごせたことです。
あとは、この時間を利用して当日予約に何度もトライしたり
明日以降の活動計画などしていたら、意外とあっという間でした。
”イタリア館”の内容は噂通りに興味深い展示が多いので
確かに、長時間並ぶ価値はありますね。
*展示内容の詳細は、他の輩のかたのレポートを参考にされてください
ただ、流石にこの行列に3時間30分並んでから、展示を鑑賞した後は
どっと疲れが出てきました💦ので
しばらくベンチで、超遅いランチにて
イタリアのピザ&スイーツ&🍺タイムとなりました。
3-3 導かれた”未来の都市”と穴場の夕日spot
その後、”イタリア館”の余韻をかみしめる間もなく
当日抽選でたまたま当選した”未来の都市”に向かいました。
”未来の都市”は、万博会場の最西端にあり
大屋根リングからもかなり遠い場所💦にあるため
オヤジ(Robert)のように、東入場ゲートを使用する人にとっては
ほぼ来ることは無い場所と言っても良いかもしれません。
”未来の都市”は、その名前の通リ
会場の入り口で、入場者に声をかけてくれる”モニターのなかのAI少女”をはじめ
”未来のかたち”をいろんなかたちでみせてくれる
正にオヤジ(Robert)がみたかった展示も多く楽しめて、大満足でした。
展示を見た後は
意外と人も少ない、展示会場の裏手の海辺に向かい
正に、導かれた”穴場の夕日spot”にて一人
しばらく魅了され・・・
昨日の大屋根リングからの夕日とは
また一味違った素晴らしい大阪の夕日に
気持ちの良い海風をあびながら、いろいろ回想したり😿
と
「この時間に、ここに来なければ体験できない」
素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
3-4 締めは大屋根リングからの夜景
大阪万博の締めは
ドローンショーをみるために大屋根リングにのぼり
ユックリ ユックリその全長2kmの道のりを
夜景を見ながらのひとり散歩でした。
綺麗にライトアップされた万博会場の建物をみていると
何か、このうえない平和な雰囲気により
ジワジワと満足感を感じながら
最後は、リングの外の大阪の綺麗な夜景も観ながら
この2日間の沢山の想い出を回想し
名残惜しくも、帰路につきました。
この2日間、本当に楽しませてもらいました。


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4. まとめ|猛暑と混雑、それでも万博は“行ってよかった”と思えた
猛暑と混雑、それでも万博は”行ってよかった”と思える内容でした。
しかし、まだ暦も6月もなかばで、大阪も梅雨に入ったばかりなのに・・・
この2日間大阪は本当に暑かった。
でもよくよく考えると、今回に限っては
幸運にも「天気に恵まれた」とも言えるのかもしれません。
これがもし天気が雨だったら・・・
大阪の綺麗な夕日を、2日も連続でみることなんか出来なかったでしょうから。
人生初の万博は、事前のワクワクを打ち砕く“抽選全滅”と“長蛇の列”から始まりました。
正直、「こんなに観れないものなんだ・・・」とテンションが下がったのも本音です。
でも、観たいパビリオンやテーマについて準備していったことや
無理に計画したもの全部を見ようとせず
「今日は何ができるか?」に集中したことで
お陰様にて、旅そのものが前向きに楽しめた感覚がありました。
行きたかった・観たかったもの全部は体験できなかったのですが
自分が妄想していた“未来の形”には、いくつも出会うことができた最高の2日間でした。
🟨次回予告
後編では、そんな“未来との出会い”の中で印象に残った
「暑さと行列を乗り越える工夫」「万博グルメ」「思い出の風景」などを紹介していきます。
よろしければ、そちらもぜひご覧ください!
👉 【後編はこちら】「50代にして人生初の万博訪問記〜未来・食・風景で締めくくる【後編】」(近日公開予定)
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