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自分の中にあるアントニオ猪木をさがす旅 映画『アントニオ猪木をさがして』感想

Unsplashlucas Favreが撮影した写真

プロレス団体 新日本プロレスの創立50周年記念企画として製作された、プロレスラー アントニオ猪木氏の実像に迫ったドキュメンタリー作品 映画『アントニオ猪木をさがして』の感想と、本作の関連情報についてのまとめの記事です。

Robert
以下、記事のポイントになります。
ところでRobertってだれ?なにもの
マサマサ

本記事の信憑性

Robert

・とくに映画ツウでもなんでもない

・映画鑑賞暦40年以上!?

・プロレス大好き

・音楽大好きの技術系サラリーマン

オヤジ(Robert)による既鑑賞作品に関する感想について備忘録もかねてご紹介!

この記事を読んで

映画『アントニオ猪木をさがして』鑑賞してみようかな?

と思って頂ければオヤジ(Robert)幸せです。

(注意)

以下、ネタバレの可能性もありますのでご注意下さい!!

*本ページはプロモーションが含まれています。

▼ 株式会社U-NEXT ▼

映画『アントニオ猪木をさがして』に関する勝手な感想文

本作は、今月の月初にみにいったのですが

この作品をみてから・・・オヤジ(Robert)的にもイロイロ触発されたところもあり、つい最近までアントニオ猪木をさがす旅に出ておりましたので、記事UPが遅くなりました。(いいわけ終了)

新日本プロレス創立50周年企画として製作された作品

映画『アントニオ猪木をさがして』予告篇映像 10.6(金)全国公開

本作は、新日本プロレス創立50周年企画として製作された作品ですので、監督になられた和田氏にとってはそれなりのプレッシャーを感じながらの仕事だったと思いますし

作品のなかで語られるべき内容や登場させるべき映像などの選定にはかなり苦労されたのでは?と感じます。

ここ数年で、猪木氏をふりかえるインタビュー映像などもTV等で沢山目にすることはありましたが、それらを使いまわしたりせず

ドラマなども入れながら、あらたな切口からアントニオ猪木 闘魂というテーマにいどまれた監督に「お疲れさま」と言いたいです。

ただ、鑑賞した印象としては、闘魂についてか?猪木という存在についてか?については、ある意味壮大なテーマというところもあってか、その答えについてをズバリを追求しているというよりは、見ている側にその答えをゆだねている感じになっております。

そのためか、本作は先日鑑賞した『君たちはどう生きるか』に近いモヤモヤを感じましたので、改めて自分がアントニオ猪木氏をさがしにいく旅に出るためのプロローグ的な位置づけの作品と言えるかもしれません。

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アントニオ猪木とは闘いの軌跡にのみ残るヒーロー的存在

UnsplashMartin Martzが撮影した写真

本作の鑑賞を機会に、オヤジ(Robert)なりにもアントニオ猪木氏を探してみましたが、オヤジ(Robert)にとってのアントニオ猪木氏は、闘いやそれにまつわる軌跡にのみ残るヒーロー的存在であり

その人物が実はどうだったか?という分析などは、興味はあるもののあまり大きな意味を感じない、というところに終着しました。

そういう意味でいくと、ホーガン戦とベイダー戦をピックアップされているところなどは、つい昨年末にTVの特集番組で久々にみてオヤジ(Robert)も涙してしまった戦いの軌跡でもありますが

本作の中でも猪木氏のこれまでの闘いのなかの代表的なものとしておさえられているところは、共感するところもありある意味での成功をされている部分かと感じました。

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猪木氏の戦いの軌跡は、最近までスッカリ忘れてても、本作品の鑑賞などを通じてまた出会うとそのたびにまたグッときてしまう

完全にパブロフの犬状態で、それぞれのシーンをみたときの感情は一生記憶のなかで残っていくものだと改めて感じました。

また、本作には昔の名勝負集的な試合映像などはほぼ登場しないので、それをみたいかたは以下のようなDVDで楽しんで頂ければ良いかと思います。

個人的に疑問が残ったエピソード3選

本作のなかで、これは全くのオヤジ(Robert)的な主観になりますが、作品のなかでとりあげたことに疑問が残ったエピソードがありました。

一つは、作品全般のなかで棚橋氏が多く出演していたことです。

本作の趣旨として「闘魂とは?」を表現することも想定していたとすると、「自分のなかに闘魂は無い」ともご発言されていたプロレスラーの棚橋氏を多く出演させていたことに疑問を感じました。

プロレスFANでもあるオヤジ(Robert)的には、他の多くの新日本プロレスの選手の言葉にも興味があるため

そこで「闘魂」ではない違うものが各選手に伝承されている可能性もあると思うので、そこを確認してみたいところが個人的にはあります。

二つめは、「巌流島の戦い」です。

UnsplashMichaelが撮影した写真

オヤジ(Robert)的には、この「巌流島の戦い」が何かを成し遂げた戦いという感じでも、大きな事件がおきたイベントとも感じられないため、アントニオ猪木氏を理解するためという意味でも、この話題について時間をさいたことにも少し疑問が残りました。

ただ、この戦いについて語って頂いた講談師の神田氏による語りは迫力満点の内容でしたので、必見です。

三つめとして、新日本プロレスの道場の猪木さんのパネルを外す/戻すの件です。

オヤジ(Robert)的には、新日本プロレスの道場の猪木氏のパネルを外す/戻すの件は、作品の趣旨の観点からも深く関わる内容には感じられなかったですし、このエピソードでスクリーンのなかで棚橋氏と並んで二人だけで映る人物の一人が


同世代でプロレス通ではあるものの、何故お笑いタレントの有田氏なのか?も若干疑問が残りました。

▼ 提供:株式会社レコチョク ▼

観る人を選ぶ作品

アントニオ猪木氏は、昭和の時代の中で光り輝き人々に勇気と希望を与えた偉大な存在であるのは間違い無いのですが

昭和の経済成長期に、プロレスが本当に必要だったのか?については、時代の当事者でありプロレスFANでもあるオヤジ(Robert)でさえも、子供に伝えるのは意外と難しいのですが、この作品のなかにある3作品のドラマがそのハードルを少し下げてくれています。

ただ本作のポイントになる内容などは、正直、昔の猪木氏の闘いをTVなり会場なりで観戦して、その姿に感動したり影響を受けたりプロレスを楽しめた経験があるかたに限られる印象ですので

現代の若者やプロレスFANでもない女性のかたは、残念ながらほぼ本作について楽しめるか?は微妙かもしれません。

そういいう意味でも、本作は観る人を選ぶ作品と言えると思います。

燃える闘魂 アントニオ猪木 追悼VTR

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YouTubeチャンネル『アントニオ猪木「最後の闘魂」』

映画『アントニオ猪木をさがして』をみてからはじめた、”アントニオ猪木をさがす旅”の途上で出会った情報として、YouTubeチャンネル『アントニオ猪木「最後の闘魂」』について以下にご紹介します。

このYouTubeチャンネルでは、アントニオ猪木氏ご本人により猪木氏の言葉として実際に語られる、プロレスだけでない世界情勢や政治的内容含めた様々な事に関する見識や、オヤジ(Robert)も知らなかったアントニオ猪木を知る事が出来る、正に猪木FAN必見の映像になっております。

特に以下の7つの映像には、一部では「闘魂」に関しても語られておりますし、ご自身の世代的な責任など興味深い内容が沢山語られており、現代の若い方々にもささる内容が語られていると感じます。

人が出来ない、やれないことをやれ「アントニオ猪木闘魂語録大全」 #1|アントニオ猪木「最後の闘魂」チャンネル

 

闘魂とは己に打ち勝つこと「アントニオ猪木闘魂語録大全」 #2|アントニオ猪木「最後の闘魂」チャンネル

 

プロレスに悔いはない/オリンピックのおもてなし/ジャイアント馬場との合わせ鏡 #3|アントニオ猪木「最後の闘魂チャンネル

 

アントニオ猪木の弟子とは/藤波の髪切り事件/ #4 アントニオ猪木「最後の闘魂」チャンネル

 

佐山聡は惜しい存在だった 闘魂三銃士 #5 アントニオ猪木「最後の闘魂」チャンネル

 

猪木が語る!「これからの生き方&道、砂漠の足跡」|アントニオ猪木「最後の闘魂」チャンネル

 

【リクエストにお答えしてテロップ版を制作!】自分が闘っている時、リングの上から見える|アントニオ猪木「最後の闘魂」チャンネル

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『アントニオ猪木をさがして』に関する勝手なエバリュエーション

本作品に関する"オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア"

【オヤジ(Robert)の勝手なクライテリア】はこちらのページに掲載

によるエバリュエーションは

"B”

  • B : まあ、機会があればみてもいいかもの作品
    (個人的な理由(前回鑑賞時にあまり理解できてない/前回鑑賞時に途中寝てしまった/ しばらく見てなかったから)含む)

となります。

理由としましては

本作の鑑賞によって実施した”アントニオ猪木をさがす旅”で、ある程度オヤジ(Robert)のなかでは、本作品のテーマに関する答えにつぃては決着したところもあるためです。

ただ、本作はオヤジ(Robert)のヒーローでもある偉大な人物の生きざまを記録した伝記的作品でもあるので、人生の岐路や元気がほしくなったときなど時間をおいてまたみてみたい作品ではあります。

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『アントニオ猪木をさがして』に関するパンフレットの記憶

【映画パンフレット】アントニオ猪木をさがして:クリックするとAmazon商品ページ)

今回の作品のパンフレットは、それなりに楽しめた内容でした。

本パンフレットのなかでは、作品のポスターに使用されている表情含めて、これまでにも雑誌などであまり目にしない画像がみれたところは新鮮でしたし

「アントニオ猪木語録ジャングル」ということで、猪木氏が世に出された数々の名言について改めてまとめて復習できたところもgood pointでした。

あとは、同世代のライターの鈴木氏の記事にある、闘魂に関する解釈も非常に共感できる内容でしたし、言語学者の川添氏による猪木氏が発言した言葉の魅力や分析も興味深い内容でした。

猪木氏の様々なご発言や語録もご自身の生き様や思想から産み出されるものとすると、そのひとつひとつの表現にも、あたらめて受け止めてみて考えさせられるものがありますし、特にこの現代社会を生きていく上でオヤジ(Robert)的にも、まだまだ学ぶことが多いと感じます。

あとは本作品の監督である和田氏と作品内のドラマパートの監督の三原氏のインタビュー記事も、本作への対自というかどのようにアプローチされたか?など貴重な内容でした。

その他、プロレスラーの武藤氏や主題歌を担当された福山氏のインタビュー記事の内容は、そのまま本作品のなかで映像として語らたお姿を含めても良かったのでは?とも感じました。

福山雅治 「炎のファイター~Carry on the fighting spirit~」Special Movie

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まとめ

今回は、映画『アントニオ猪木をさがして』に関する内容として

・映画『アントニオ猪木をさがして』に関する勝手な感想文

・YouTubeチャンネル『アントニオ猪木「最後の闘魂」』

・『アントニオ猪木をさがして』に関するパンフレットの記憶

などご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 

本作品は、プロレスFANのオヤジ(Robert)にとっても正直微妙な内容でしたが、「自分にとってのプロレス・自分にとってのアントニオ猪木とは?」を考えさせられる機会をつくってくれる貴重な存在となりました。

また、この50周年にアントニオ猪木の映画をつくるという大役に挑まれた監督には改めて敬意を表したいと思います。

 

この記事を読んで頂きましたみなさんも

映画『アントニオ猪木をさがして』

是非、ご鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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